夏合宿直前の週末,平標に上がる笹穴沢の計画が上がった。
実はこの沢,約30年も前に山もロクにやっていない時に行っており,とにかく長かったことくらいしか覚えていない。結局合宿前にほとんど山に行っていない状態になってしまい,必要に駆られて直前にメンバーに加えてもらった。
前夜発,途中関越が工事渋滞などしており,仮眠場所の道の駅に着いたのが1:30。
月夜野周辺はとても涼しく,驚いた。
川古温泉近くに車を置いたがかすかに記憶があった。5:30林道を歩き始める。
全員眠い。宮崎さん草まみれになって地面にそのまま寝ていた。
7:30笹穴沢出合周辺に看板があり,そこから河原に降りて身支度。
初めから釜。みんなで巻き始めようとしたころ,塚越さん突っ込み,残りも続く。数か所このような小滝あり,水は温いが,体は冷える。
あれっ?スラブと,ナメの沢のはずじゃ・・・・。
これはこれでまあ面白い。
左俣の分岐。
渓相は谷川らしく明るいです,思いの外ビバーク地がない。
あと結構滑っていたのが残念。シグマが滑る滑る・・・。
2段30mハーケンはある程度あるが,ちょっといやらしい。中村リード。
ハイライトの120m大ナメ滝。滑るが傾斜はないため選べば難しくない。
そう気持ち良いものでもなく,とにかく長かった気がする。
上に上がると,水線通しにほぼ頂上まで直上する。
体は疲れ,足ももつれ,何度も滑った。
平標は気持ちの良い山だ,風も抜けて心地良い。
13:30ピーク。
皆疲れ,このまま元橋に降りて,タクシーで川古温泉まで戻ることで意見一致。
16:30元橋登山駐車場。
タクシーは12000弱也。
滑りがなければ,良い沢だと思う。
昔の記憶通りの長い行程の沢だった。初め少し遊びながら進めたが,足並みもそれなりに揃っていたので,そう時間はかけていないはず。初心者は厳しいかも。
以前行ったときは川古温泉まで歩いて降りたことを考えると,学生の体力恐るべしである。そう言えば,駆けるように登った気がする。
それに引き換え,今の体たらく・・・来週の化け物級メンバーと一緒に行けるのだろうか???
0 件のコメント:
コメントを投稿