2018/8/17-18 豆焼沢

日付:2018/8/17-18 天候:晴れ  参加:渡邉(CL)、安波(投稿)
 アルバム :https://photos.app.goo.gl/k9euqd3Mscdiz4PR9
【1日目】出会いの丘~(約2時間、道間違いあり)~トオの滝~(1.5時間)~3:1二俣幕営地
【2日目】3:1二俣幕営地~(30分弱)~大滝~(約2時間、高巻きに時間要した)~両門の滝~(1.5時間)~二俣~(30分)~給水タンク~(約10分)~雁坂小屋~(約2.5時間)~出会いの丘
両門の滝

先週までのうだるような暑さと連日の晴天は何処へ。この連休は北アルプスの予定だったが、大気が不安定。5日連続で台風が発生するは、毎日午後からにわか雨だは、集中豪雨も2桁~3桁と半端ない。2泊3日のお泊り沢の準備は12日には整っていた。その後天気予報と降水量とにらめっこ。北アルプスのゴルジュは論外。谷川、至仏山方面、奥只見も豪雨。。。東北は早めに決断すれば行けたかな。毎日天気予報を見飽きて嫌気が差した17日朝、「もうーーー嫌だ!今から豆焼沢に行きます、決定!」有無を言わさず出発。

***1日目

出会いの丘駐車場。めちゃ立派な駐車場と建物。トイレもキレイ。すぐに入渓も可能だが、作業道を使わせていただく。(ヘリポート脇の道へ入るがどういうわけか間違い、約1時間のタイムロス、、、)車はなく釣り師も沢屋も入渓していない様子。増水してるから?

トウガク沢に掛かる橋。

トウの滝(2段10m)直前で入渓。作業道が横切るはずが?道は見当たらなかった?倒木のことかな?右側を登るらしいが左だな。

明るくて気持ちのいい沢旅。トオの滝を過ぎてからは小滝とナメを快適に歩く。

名もなき滝も迫力あり。

ナメはサラサラというよりゴウゴウ流れていた。

名もなき滝もこんなに立派になっちゃって。。。

12mスダレ状滝 右の流芯沿いを直登らしいが、、、却下。右岸からチムニー状を巻き。釣師も入るからか巻道は基本安定して明瞭。ただ、しっかりした踏み跡が多すぎて惑わされることも多々あり。

豆焼沢は日帰りも可能だが、今回は午後から入渓し1泊2日ののんびり沢旅。3:1で枝沢の入る二俣手前に台地があり、整地済、焚き火跡あり、乾いた薪木大量のため本日の行動終了。ここまでも幕営適地多数。二人ともじめてのツェルト。うまく張れた!

***2日目

寒い夜だった。ラジオによると、下界でも7~8度低く過ごしやすい気温だった様子。今まで猛暑だったのに、ピンポイントに寒い日に沢に入るこの引きの強さ。他へ活かしたい、、、寒いので日が入ってきてからのんびり出発。焚き火が恋しい。

4段50m 大滝 大きすぎて上までは見通せない。やはり今日も水量は多く、2条滝のはずがほぼ1条。見学のみで少し戻り右岸から巻き。快調にしっかりした巻道を踏み、うっかり次の2段8mもまとめて巻いてしまった。このあたりは人工物が特に多い。ドラム缶に一斗缶、酒瓶、瓶、ワイヤー、針金etc...帰宅後調べてみると、昭和30年代の豆焼沢伐採時にかなり整備された作業道が通っていたらしい。生活臭のするこの辺には小屋があったとか?巻道ではなく作業道へ入り込んでいたよう。

 ちなみに6月の山行時の大滝⇑⇑⇑

6m名もなき滝

4段20m 左側がルートらしいが、、、左岸から巻き。

8×15mは快適に!

両門の滝にて記念撮影!左俣は2段15m、進むは本流右俣50mスダレ状。気持ちよくてしばらく眺めていたが寒い!

左俣はさらさらと。

右俣はゴウゴウと。足とられそう。。。

両門の滝上のナメは豆焼沢一番の癒し系だった。私としてはもう少し女性的でも良かったんだけれど。

この先小滝が増えてくる。徐々に傾斜が増しシャワー率が高くなる。噂通り水が冷たくなってきて手が痛い。

寒いが楽しい滝が続く。

ここも濡れながら越える。倒木様さま。

二俣にて。右のガレが本流、左の水量が多いほうが支流。事前情報の水量はチョロチョロだったが、ザッパーーーって感じで勢いよく流れていた。なかなか滝。左の沢へ入る。

あと少しだが寒さに耐えきれずネオプレン上着を着用。

あと10分程度で遡行終了だが、水量は減る気配なし。せっかく乾きかけた服はビチョビチョに。

給水タンクで遡行終了!全身鳥肌でした。あれ?タンク上にもすごい滝!どこから流れているのか・・・?登山道は沢を横切り走っていた。装備を解除し、タンクから左に1km弱、雁坂小屋へ向かう。

ちなみに6月の山行時の給水タンク⇑⇑⇑

黒岩にて。小屋から出会いの丘までは一般道を下山。途中の黒岩へ立ち寄る。暑い予定で下山の服を間違った。珍しく半袖ショーパンで鳥肌の痛い格好。。。下界も18度とかなり涼しい。コンビニによるのもお恥ずかしい格好となってしまった。
中級の沢だったが巻いた部分も多く、実質中級ほどではなかったか。今回遡行中は誰にも合わず、小屋以降も出会った人数は5人。お盆で人がごった返している中、静かでのんびり贅沢な沢旅を楽しめました。次はどこに行こうかなぁ。

毎度フォローありがとう!またよろしくお願いします!

***おわり

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