最新の登攀技術取得を目的として、現在神奈川岳連で受講している指導員養成講座とは
別に、日本山岳協会主催の上級山岳指導員養成講座を受講した。(参加者:12名)
本講習会は、各セクション共に丁寧な説明もとくになく、検定委員の方が、1回実施した後に、
即、検定となった。
最初の検定は、外岩(聖が岩:3~4級、20m)のリードと、支点構築、懸垂下降を、的確に実施出きるか否かの判定が行われた。
※只、登るだけではなく、登攀前、登攀中、ビレーポイント到着時、懸垂下降中に、どの様な点に
注意して行う必要があるか、後進に指導する様にしながら行う事が要求された。
次の検定は、ダイナミックビレーの実践。
65kgのタイヤを落下させて、制動確保が出来ているかを確認された。
※ガッツンビレーのリスク等について、再認識することが出来た。
ダイナミックビレーと合わせて、 墜落時のフリクションノットを利用してのロープの登り返しも
実施した。
備えて、薄暮の中、各自1回つづ練習を行った。
29日は、台風の影響で酷い雨降りになってしまった為、小さな室内壁で、朝8:00より昨晩練習したビレーヤーの自己脱出と引き降しの検定を実施した。
各種の検定終了後、座学として、講師として来ていた、堤信夫さんの支点構築の関する、講義が
1時間ほどあった。
2日間の登攀技術検定並びに登攀における安全・理論の講義であったが、有意義に受講することが出来た。
次回は、2月に鳥取大山で氷雪技術の検定会に参加しようと思っております。
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