頸城山塊 昼闇山(山菜山行)

日付 2012年05月19~20日(18日夜発)
天候 快晴
参加 塚越(CL)、青木(料理長)、伊三雄、渡部、新井、逗子の鈴木、高橋(投稿)、<準会員>節子さん、逗子の鈴木さん


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<https://picasaweb.google.com/110771324764284100517/2012051920_>

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<05月18日(金)>
夜21時、毎年恒例となっている茅ヶ崎山岳会の名物"山菜山行"のため、総勢8人の喰いしん坊が茅ヶ崎を出発!
太平洋から日本海まで、約6時間で焼山温泉と笹倉温泉近くのキャンプ場に到着。
翌日の山行と夜の宴会に胸を膨らませつつ軽く一杯やった後、2~3時間ばかり仮眠・・・


<05月19日(土)>
日頃の行いの御陰で(?)雲ひとつ無い青空の下、意気揚々と出発!
歩き出し直後から群生する上玉のこごみに出会って、にんまり。
ここ数年は、昼闇谷から登っていたので、今回は谷の東側の尾根を詰めて頂上を目指すことに・・・。
途中、綺麗な水芭蕉に癒されながら、急な傾斜に負けじとずんずん進んでいく。
尾根に出てから、しばらく登ったところで、約1年ぶりに行者にんにくと再会。
もいだときに香るにんにくの香りがたまらず、思わずパクッ!
さらに、標高を上げると、行者にんにくが足の踏み場もないぐらいびっしり敷き詰められていたので、頂上でつまむ分だけ拝借していく。
頂上までは、雪庇あり、藪漕ぎありで、なかなか登り応えあり。
登り始めから約4時間後の12時半ぐらいに頂上へ到着!!


今回で4度目の昼闇山だったが、北アルプスから日本海まで拝める眺めに、またも感動
そして、塚越さんは景色に負けないぐらい最高の笑顔で、「この一杯が飲みたいがために、毎年オレは新潟まで・・・」と言いながら、採りたての行者にんにく片手にビ-ルを飲む。
風もなく、雪で真っ白な頂上でも、半袖シャツ一枚でも寒くない快適さ・・・下山するのが惜しく、ビ-ルも2本目に突入(笑)。
できれば、もっとゆっくりしてたかったが、気持ちを夜の宴会に切り替えて、下山を開始。

下山は昼闇谷をまっすぐ降りたが、今年は雪が多く、沢が全て雪で埋まっていたため、かなり早いペ-スで下りれた。
途中、宴会のツマミ用にこごみや蕗の薹などを抜かりなく採取。

キャンプ場に戻り、みんなで力を合わせて宴会の準備!
美味しい料理を食べるため、いつも家で料理なんかしない伊三雄さんも、ここぞとばかりに張り切る。
そして、料理長の青木さん、副料理長の節子さんと、男衆の僅かばかりの協力によって、御世辞抜きで美味しい料理を堪能ぉ~!!!
そして、新井さんが皆のために釣ってくれた岩魚で骨酒をみんなで回し飲み・・・・・のはずが、温め過ぎてアルコ-ルがぶっ飛んでしまい、岩魚のだし汁に・・・・・orz
苦しいぐらいの満腹で、茅ヶ崎山岳会としては早々と就寝zzz

<05月20日(日)>
この日は帰るだけなので、のんびりと朝食の準備をしたり、酒を飲んだり・・・。
昨夜たらふく食べたにも関わらず、朝食の天ぷらにどんどん箸が伸びて、大量に作った味噌汁もあっという間になくなってしまった。
またも、苦しいぐらいの満腹になって、まともに動けなくなった人もいたが、頑張って後片付けして、焼山温泉でさっぱり。
最後は、この山行の鉄板ル-トである、道の駅「能」にて、魚介を買い漁ってから解散。

帰路に「来年は、どんな料理が食べたい?」の話で盛り上がるぐらい、最高に愉しく美味しい山行でした。

藤沢J-WALL

日付 2012/05/20(日) 天候 雲 参加 鈴木慎司、渡邉(投稿)

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土曜休みじゃない者同士でジムに。
自分の都合と体調不良のため午後からゆっくり行って来ました。

トップロープ壁
鈴木慎司さんはトップロープのビレイは初ということで教えながら開始

鈴木慎司さん5.7 5.7 5.8 
つい違うホールドに手が…
外岩の方が上手い?

渡邉5.9 5.10a 5.10b×2
5.10aまでは大して難しくなかった。
5.10bから難しい…
外岩より1~2グレード下に感じる。

ボルダー7~6級各種
トラバースする課題は独特で難しい。


今回フリー専用に買った新しい靴を試したけど慣れてないせいか結構痛かったです。

甲府幕岩

日付 2012/05/13(日) 天候 晴れ 参加 柴田(CL)、渡邉(投稿)
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林道を通り駐車場所に来ると
なん…だと…
かなり混んでる。

岩場に着くとヌンチャクがそこら中プラプラぶら下がってる。

みんなアップで簡単なとこ登ってるから行けそうなところが空いてない。
暫く岩場を見学してから開始することに。

・ナベちゃん(5.8)(私のことではない(笑)) 渡邉リード(オンサイト) 柴田さんリード
まずは最初に


・ワイルドットちゃん(5.10b/c) 柴田さんリード(オンサイト)
柴田さん甲府幕岩は殆どの登ったけどこれはまだというこで。
上の方は悪いらしい


・イエローマウンテン(5.9) 柴田さんリード 渡邉トップロープ×2
良いルート
2回目滑ってテンションかけた…上がちょっと悪い。


・アコナ(5.10a)柴田さんリード→渡邉トップロープ×2→柴田さんトップロープ
小ハングは馬乗りになりながら行った。
ガサガサしてて正解ホールドがどれなのか分からない…
途中つい木に手伸びて悪い方悪い方へ…
右のカンテ沿いが正解。
2回目はホールドがなんとなく分かったのでテンションなし


・森の唄(5.10a) 柴田さんリード 渡邉トップロープ
正面突破は難しい。謎
左から行った。



・わささび(5.10b) 柴田さんリード 渡邉トップロープ
最初はなんだ行けるじゃん~♪と思ったが最後が核心だった。
なんとか登れた?


・HIVE(5.10a) 柴田さんリード 渡邉トップロープ
クラック使い方に悩んだ…長い60mロープが必要。 良いルート 景色もいい。
今回一番楽しかったルート






意外と暑く、喉が乾いた。
終わると何気に顔が砂まみれ。いつ付いた。

奥秩父 小川山(春合宿クライミング編)

日付 2012年05月03~06日
天候
 03日 雨 (夕方入りで宴会のみ)
 04日 雨のち曇 (午後から登れた)
 05日 晴時々
 06日 曇のち雨 (登れず・・・)
参加 高橋(CL、投稿)、塚越、柴田、渡邉、鈴木、鹿島さん(柴田さん友人)


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<05月03日(木)>
この日は、元々予報でも悪天候だったので、現地入りと宴会のみ。
柴田さんが早めに入ってくれたおかげで、一等地を陣取れたけど、明朝には駐車スペ-スがほとんど無い状態に・・・。
(ちなみに、この日の悪天候で一昨日迄いた白馬岳では、大勢の遭難者が・・・。)


<05月04日(金)>
朝から不安定な天気で、降ったり晴れたりの繰り返しなので、岩場に動くに動けず・・・。
仕方がないので、自分独りでカモシカ林道を散歩。
カメラを忘れたから撮れなかったけど、唐沢の滝はかなりの迫力(冬はアイスクライミングができるらしい)。
天候が回復してきたので、昼過ぎに尾根岩 2峰に向かう。
が、全然乾いてないし、乾きそうな様子もない・・・駄目元で、同じく尾根岩のおむすび山スラブに行ってみると乾いていたので、テンションアップ!
無名ル-ト(5.10a)は全員で順番に。
ラベンダ-1P目(5.10a)は、慣れないマントル返しが怖い。
離陸核心のリメンブランス(5.10c)で、自分はどうやっても離陸できず・・・。
メイスト-ム(5.10b)はちょい濡れで気持ち悪そう。
と、短い時間だったがそれなりに堪能できた。
この夜は若手2名を加え、ダッチオ-ブン料理をメインディッシュに、思いっきり宴会!


(柴田さんは、二日酔いで翌日まともに登れなかった、どころか、寝そべりビレ-という荒業を出したらしい・・・。)
柴田さんの沢靴の供養し、翌日のクライミング日和を期待して就寝zzz




<05月05日(土)>
この日は、時より怪しい雲は流れてたけど、良い感じの天気でスタ-ト。
鈴木くんはクライミングが全くの初めてだったので、塚越さん、渡邉くん、自分と鈴木くんの4人で易しめのあみだ岩 あみだくじル-ト(5P 5.10a)に、柴田さんと鹿島さんは、小川山でもっともかぶった5.12a とろろを登りに・・・。
廻り目平周辺エリアの小川山レイバック、クレイジ-ジャム、最高ル-フ、ル-ト図未掲載のクラックなど「今度はここへ・・・」と(自分は)思うようなル-ト見学しながら、エリア最奥のあみだ岩へ辿り着く。
あみだくじル-ト下でささっと準備し、鈴木くんへのロ-プ講習後に、クライミングスタ-ト。
1P目、自分が先陣を切らせてもらうも、久々のNPにビビってしまい、足が停まって時間を掛けてしまうが、なんとかビレ-点まで。
(よくよくル-ト図を見ると、1P目はロトシックスを登ってたらしい・・・)
初めてとは思えないほど順調に登る鈴木くん、塚越さん、渡邉くんが後に続く。
2P目、トラバ-ス後に持ちやすいフレ-クとハンドサイズのクラック混じりで、最後は見晴らしの良いテラスに出られた。
3P目、ようやくNPにも慣れてきたので、気持よくあみだ岩のてっぺんに突き上げる。
てっぺんは天気も良くて、最高の見晴らし・・・だけど、鈴木くんは景色を堪能する余裕があったかな?
懸垂で降りたら、もう15:00過ぎ・・・塚越さんと自分は慌てて、この日予定していたお殿様岩 予期プレ(5.10a)へ。
下部はワイドクラックならではの怖さを堪能でき、上部は高度感たっぷりのスタンスが細かいフェ-スで怖い思いができる好ル-ト。
登っている最中に自分のカメラがポケットからポロリ・・・200m近く転げ落ちていったので、完全にアウト!と思ったら、偶然下を通りかかった柴田さんと鹿島さんが拾ってくれ、しかもカメラは無事だったので、ほっと一安心。
(という訳で、今このカメラは「不死身のカメラ」と呼ばれている・・・らしい。)
ズルしつつもなんとかトップまで抜け、折角なので一生涯登ることはないだろう脇のニンジャ(5.14a)を観光しながら下降。
キャンプ場まで降りたら、急いで天ぷらを用意して、最後の焚火と宴会を楽しむ。


<05月06日(日)>
早朝に降ったが、その後しばらく良い風と日光のおかげで岩が乾いてきたので、八幡沢周辺エリア スラブ状岩壁へ向かう。
しかし、登り始めた直後に降りだして、あっと言う間に岩が濡れてきたので断念・・・。
増富で昼飯を食べゆっくりと温泉に入った後の帰路で今回が不完全燃焼だったので小川山再来計画(6月2~3日)をばっちり立てて帰りました。

春山合宿 白馬岳主稜


参加  蓑島 (CL) 塚越 彰治 水島一夫 新井 渡部 高橋 渡邉
岡田 伊三雄(投稿)

《まえがき》
今年の春山合宿は、蓑島CLの計画した白馬岳主稜である。
メンバーは、現役ベテラン5名 新人2名 OB2名 山菜、きのこ山行でお世話になっている彰治さんのお兄さん(一夫さん)の10名でアタックした。

OBの新井さんは、74歳で最高齢だが、今でもチベットやヒマラヤ方面の7000M近い未踏峰に挑戦し、また、自転車では50歳代のレースに参加する現役顔負けのクライマーである。

渡部さんは、今年70歳、昔は南アルプスを中心に単独での登山をバリバリやっていた。今は海釣りをのんびりやっているが、今回の白馬岳主稜の計画を聞いて参加を決めた。毎日、3Kmのマラソンをして、合宿のためにトレーニングをしたとのこと。

新人2名は、今年度入会メンバー2名で、雪稜バリエーションの経験が無かった。よって、この2名の安全確保を主に行動した。


4月29日(日) 晴れ

平塚(車利用)⇒相模湖IC(中央道)⇒諏訪(長野道)⇒豊科IC⇒一般道⇒白馬駅⇒猿倉
猿倉駐車場~白馬尻~白馬岳主稜(八峰)

明方、4:30に平塚の蓑島宅に全員集合、蓑島号と塚越号の2台の車に分散し出発。一夫さんとは、猿倉で待ち合わせである。中央高速も渋滞なく順調に進み、9:30頃、猿倉に到着した。猿倉の駐車場は、登山者とスキーヤーでほぼ満車状態になった。

準備を整え準備体操後、出発。よく踏まれた雪道。天気も良く、暑い。今年の雪の状態は、平年並だが、3月、4月の気温が低かった事もあり、雪崩の発生が遅れていて白馬岳主稜の雪壁も以前来た時よりしっかり雪がついている。雪の状態がよければ楽できるが、気温が上がると雪崩の危険が有り、注意が必要だ。

白馬尻までは、彰治さんのリードでしっかり隊列を崩さず到着。ここから主稜に取り付く、途中まで彰治さんのリードで進むが、元気の良い高橋、渡邉が列から外れて飛び出す。そのあとを塚越、蓑島が続く、八峰の幕営地でテントを張って待ってるようにお願いする。八峰直下は、急登で一部新人に気を使いなが登り、この日の幕営地に到着。前日のパーティーの残したテント場のおかげで整地もそこそこにテント設営完了。

少し早いが、暖かな日差しの中、山の景色を見ながら蓑島CLの乾杯で宴会開始。山の話を肴に夜遅くまで宴会は盛り上がった。


4月30日(月) 曇り

八峰テント場~白馬岳主稜~白馬岳山頂~白馬山荘(泊)

3時起床、食事を済ませ、5:50出発。日差しがないのに朝から暖かい。テント場からいきなり急登の雪稜。『朝は、雪がしまっているので問題無いだろう』と思っていたんだが、前日と同じようにグズグズの雪である。(雪崩も心配だ)先頭を高橋が登る。特に問題なさそうなのでザイルを出さずに越える。先行パーティーのしっかりした踏み跡もあり、彰治さんのリードで確実に前に進む。六峰~二峰まで所々現れるいやらしい雪壁は、ザイルをフィックスしプルージックや登高器を使用し越える。渡部さんや渡邉、岡田2名の新人もしっかり登っている。最後の雪壁は、高橋がリードしてザイルをフィックスする。ザイルに各々、登高器やプルージックをセットし、等間隔で登る。最後の抜け口を越えると頂上は目の前だ。先に登り終えた渡部さんの涙目での握手と抱擁が嬉しかった。10人全員で無事白馬岳に登頂。(11:00)記念撮影をし、小屋に到着。途中、雷鳥が我々を歓迎してくれた。小屋の許可を得て、テントを張り酒の買出し、本日も宴会のスタートだ。食事当番の渡部さんのザックからは筍の煮付けやゆで卵、イカの煮物など次々と予想以上のつまみが現れ、みんな感激した。この日も夜遅くまで宴会は続いた。




5月1日(火) 晴れ

①白馬山荘~コル(デポ)~杓子岳~コル~大雪渓~下山
②高橋:白馬山荘~コル(デポ)~杓子岳側壁~白馬槍~杓子岳登頂~コル~大雪渓~下山
③渡部、岡田:白馬山荘~コル(デポ)~白馬山荘(写真撮影)~コル~大雪渓~下山


3時起床。前夜のみんなの意見は、大半が大雪渓からの下山の予定だったが、天気が良いのと高橋の『ここまで来たのだから白馬三山登りましょう』の意見で登ることになった。渡部さんは、疲れもあるが白馬岳主稜で満足し、ザックのデポ地で留守番。高橋は、白馬三山目指し先に出発。残るメンバーは、杓子岳の往復である。杓子岳メンバーの岡田さんが途中足の痛みを感じ、渡部さんと留守番することになった。空身であるため、速いペースで登る。9:00杓子岳登頂。塚ちゃんのビールで乾杯。ブロッケンも現れ、周りの風景を堪能した。白馬槍を見るとすごい勢いで高橋が下山しているのが見えた。我々も早々に下山する。 10:00デポ地到着。10:20高橋も到着。準備を整え、大雪渓を下山した。

《感想》

伊三雄
10名で完登した白馬岳は、素晴らしかった。白馬岳主稜を計画し、予定通りやり遂げった蓑島CLにも感謝である。

ここ数年、元気のなかった山岳会がここ来て、また盛り上がってきた。10名を超える合宿は、10数年ぶりである。OB会員の協力や現役会員の努力が実を結んできた。山は、多くの仲間と登るのが楽しい。

岡田
楽しかったぁ~♪
皆さん  ありがとうございました!!
 1日目はひたすら 夢中で、覚えているのは彰治さんの足とみんなの励ましの声ばかりです。テント場に着いて休んでから周りを見て驚きました。「わぁ〜何時の間にこんな所まできていたの!?」 歩いていた時には景色を見ていなかったみたいです。
2日目は主稜本番!! 「今日は景色を楽しみながら歩こう!」と決心をして歩き始まましたが・・・やはり訳が判らないまま山頂へ。「へ?着いた。おぉ 着いた! ぎゃぁ〜着けたぁ〜!!」とじわじわ感動が押し寄せて来る感じでした。
3日目 最終日です。杓子に行くみんなを見送って、渡部さんのエスコートで白馬山頂へ。ゆたり歩く気持ちのいいお散歩でした。
そして 大雪渓(#^.^#)。ダメダメだったけど楽しかったぁ。何度も転んで悔しかったけど面白かった♪

皆さんに ひたすら感謝です。
苦しくて 怖くて 悔しい思いを沢山したけど、とにかく楽しかったです。茅ヶ崎山岳会に入ってよかったです。これからも宜しくお願いいたします。