2016年7月16日_ミディ南壁レビュファルート



日付 2016/7/16(土) 天候 晴れ 参加 早川浩、塚越、穴井、久野(投稿)
アルバム:https://goo.gl/photos/vzn5muaQzcL6vGBHA

07:44(ロープウェイ終着駅から歩き開始)→08:07(取り付き着)→09:32(取り付き開始)→10:15(1P目終了)→11:00(3P目終了)→11:40(4P目終了)→12:35(5P目終了)→13:45(6P目終了)→14:56(8P目終了)→16:02(10P目終了)→16:54(終了)

シャモニの最終登攀はシャモニ2日目相原&久野コンビで敗退した、シャモニでも著名なクラシックルートであるミディ南壁レビュファルートへ。クラックでフリーで抜けるすると核心は6a(デシマルだと10b程度)だと聞いていたのでびびりながらも挑戦しました。

2日目に敗退した際は、貸し切りであったが、天気が良いことと土曜ということもあってか、ルートは混雑。先行に4パーティーを確認。直近はイタリアン3人×2パーティーで、これより先常時このパーティーの後ろで登攀を待たされる羽目に((+_+))ロープウェイの始発に乗れなかった事が悔やまれる。。


取り付き地点で1時間半ほど待って早川&久野が先行、塚越&穴井が次発で取り付く。写真は1P目(5c+)を左上する早川さん、バックにはモンブラン3山方面に行く登山者。


同じく1P目終了点でのゆーせい君。後方にはグランドジョラスラス北壁が!こんな景色の中クライミングできるなんて!


短い2P目を左にトラバースする行くガンマーさん。バックはモンブラン・デュタキュル。


ナチュプロの経験殆んどなくびびりすぎてカム連打しながら3P目のS字クラック(6a)を行く久野、後から見直すとだせい!クラックとはいえ、ハンドジャム、フットジャムを常に効かせて登るわけではなく、レイバック気味、フェース気味の登り方ができたので私的には助かった。


かたや余裕の塚越リーダー!


4P目を上から


4P目(6a)を行くゆーせい君!


5P目(5b)をゆく久野!4-6Pは左上していく。


5P目を上から。


直前のイタリアン達、こんな感じでビレイ点にたむろっているので先に行けない!ロープウエイの終電が17時半(展望台につくまでずっとそう勘違いしていた)なので、せっかくの良い天気、良いルートなのに取り付きからずっとやきもきして登攀していた気がする(-.-)


この後7P目(6a)は1ムーブだけだが垂壁のクラックで結構悪く、イタリアンはスリング製アブミで登っていた。

8P目(5b)も悪くびしょびしょに濡れたクラックで残置のスリングをおもっくそ握りしめA0で抜け右上する!このあたりもうロープウエイの時間が気になって気になってとにかく手段を選ばずスピードだけを追い求めていたような・・・笑。故に写真がない、、しまった。

9P目はいったん左下に降りて真上に上るが、ここは超簡単。


10P目(4b)でルートが2手に分かれる。イタリアン達は左のノーマルルートに向かったため、我々は右側のミディ南壁最上部に突き上げる右上するルートを選択。先日の降雪が残っており、クライミングシューズでおもっきり雪に足を突っ込む。イタリアンいなくなったため、ここからロープウェイ終電に是が非でも乗るべくスピードアップ。


11P目(5b)は右上した後、左に巻いてこの立っているところから左側に一段降りてその真上のクラックを直上。ここはハンドクラックがばっちり決まったので快適。


最終12P(6b)を行く久野。核心はゲレンデかと見まがうほどペツルのハンガーが1m置き程度に乱打されていた。ここも余裕のよっちゃんでA0し、左するリッジに抜ける。



終了点!大急ぎで懸垂ロープを設置する。


トポには25m懸垂と書いていたが念のため50mを連結して懸垂。ゆーせい君の右側はノーマルルート終了点のイタリアン。






















下降点=展望台なので、観光客にガン見されるので英雄気取りでしゃあしゃあと下降する。この時点で17時前なのにやたら観光客残っているなと思ったら、最終は18時半との事・・・オーマイゴッド!こんなことならもっと余裕をもって写真撮ったりすればよかった。



ロープウエイ駅にて祝杯。渋滞時は1Pにつき1時間程度を要してしまったが、けが等もなく時間内に戻れてよかった。いずれのピッチも終了点はしっかりしており、ランニングも基本はナチュプロであるが、要所にはピトンもうってあり、まずまず安心して登れる印象であった。すぐ横にも難しそうなルートがあり、懸垂で降りることも苦労しなさそうでした。あと、個人的には荷物の軽量化が以下に大事かを思い知った登攀であった。相ちゃんゴメン!!また行こう!

とにかく最終日前日になんとか登れてよかった!天候に恵まれない日もあったがよしとしよう!とにかくスケールの大きな岩壁で私にとって記憶に残る登攀となりました!



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