2015年8月14-16日_南アルプス赤石沢

日付 2015/8/14(金)-16(日) 天候:晴れ 参加:高橋(CL)、宮崎、穴井、久野(投稿)

前半戦の疲れもなんのその!勢いよくお盆合宿後半戦、南アルプス赤石岳に突き上げる赤石沢へ!
 と思いきや塚越さんはご自宅へ迎えにいくも、体調不良との事で不参加、投稿者に至っては穴井君のモーニングコールで起床・・・

気を取り直して、畑薙第一ダム夏季臨時駐車場 から東海フォレストのバスに乗車(08:30)。お盆ということもあり、多数の登山客で賑わっていたが、バスは随時運行している感じで、さほど待つことはなかった。往復3,000円と割高な料金設定であったが、この辺り一帯の提携している小屋に泊まるとバス代分宿泊料金から割り引かれる。我々は百間洞山の家に素泊まり(\6,000)したので\3,000引きの実質\3,000円で泊まれた。地域ぐるみの悪徳商法じゃねぇか!と思った。

 約50分程バスに揺られ、牛首峠で下車(09:20)。そこそこの悪路であったので膝上の巨大ザックが非常にうっとおしかった。。下車してからのアプローチは何と1分!

 入渓(10:00)。穴井、久野ともにこの日新調した2ヵ月待ちで入荷したDaiwaの渓流ロッドを早速取り出す。

ニエ淵に高橋さんがトライ(11:30)。水流がきつく突破に苦労。淵もでかく、そして深い。

 新調した竿が一瞬にして先端粉砕。ほぼ時を同じくして穴井君のも粉砕。同じ代理店で同じ時期に同商品を購入したらほぼ同時に粉砕・・・どないやねん!




 取水堰堤確認して大喜び(15:30)

北沢出合いのテン場に到着して(16:00)、しばらく釣りを楽しませて頂く。30cmオーバーのイワナ?ヤマメ?を釣って誰もいないところでシャウトする。


この日の晩飯は穴井シェフによる石焼ビビンバ

 北沢出合いのテン場は広く、快適であった。6時頃テン場発。
 トポ通り小滝が続く

門の滝 (7:20)

 核心の8m滝横の洞穴(8:20)。宮崎さんがリードで登っていたはずがふと目を離した隙に穴井君と入れ替わる早業をやってのけ、しれっとビレイしていた。
 8m滝と右奥にみえる洞穴
 洞穴の下は、青の洞窟状態。高橋さんテンションMAX、じゃぶじゃぶともぐりこんでいた。

 3段15m(10:15)

 大釜4m(12:20)
 最後の15m滝(15:00)
 高橋さん突撃
 宮崎さん強引に突撃させられるの巻。その割にはライジャケにゴーグルも着用してやる気満々に見えた。今日一の声量で「ほんとにいいです!」
百間洞山の家着(17:00)

こんばんはカリー。ONの穴井君。
朝食時、OFFの穴井君。6時頃、出発。
南アルプスはほんと、デカイ!&赤石岳は特に奥深くでかい!

7時半ごろ赤石岳山頂


コースタイム9時間のところを6時間で下山。12時、さわら島ロッジ着。

赤石沢はかなりでかくボリューム満点であった。水量も多く、泳ぎの要素も多く、なにせ長かった。。けど楽しかった!!

2015年8月11-12日_剱岳源次郎尾根Ⅰ峰下部岸壁_??ルート

日付 2015/8/12(水) 天候:曇り 参加:渡邊(CL)、相原、穴井、久野(投稿)

8/11 8:30(中央ルンゼ取付き周辺)-9:00(謎ルートへ取付き開始)-15:00(謎ルート4P目?終了後下降を決断)-17:30(取付き部へ戻る)-19:00(剱沢テン場)

お盆剱合宿最終日の8/11、幕営地である熊の岩を11日下山組とともに出立し、青年4名は11日下山組と平蔵谷で袂を分かちいざ源次郎尾根Ⅰ峰下部岸壁中央ルンゼルートへ(3級上)




平蔵谷左岸側にⅠ峰下部岸壁が現れる 。塚越さんに取付き箇所を教えてもらい、雪渓脇に登攀に必要なもの以外をデポする。

中央ルンゼ取付き?と思しき箇所( 8:30)。相原-久野組が先行で取付き、後続の渡邊-穴井組が準備をしている際、渡邊さんの上数mのところからルンゼ沿いに冷蔵庫大の巨岩が崩れ落ちる・・・・→渡邊氏のロープ切断。残念ながら渡邊さんは登攀することなく、幕営地である剱沢へ向かう事になった。後で話を聞くと、あまりにも悲しくてデポ地点で破断したロープを見つめ暫く黄昏ていたそうな。その後現実復帰し、我々がもっていたテント装備一式を先に運んでおいてくれた(後々これが大変ありがたかった)

2P目?を行く久野(11:00)。1P目取付き時点ですでに中央ルンゼより外れていた・・・冷静に考えればわかった事なのに、ルンゼではなくフェースを登る・・・・トポにもF2とかF3とか書いていたのに。そして1P目からとても3級4級レベルとは思えない辛い登攀が続いていたが、我慢の限界に来た久野は2P目から「A0しちゃいま~っす!」と声高らかに叫ぶ。

3P目のビレイポイントが悪いのでセカンドの久野がリードの穴井君をスルーして上部へ。この時点で13:30・・・・1Pにどんだけ時間かかってんねん!どこやねんここ!と思いながら、この時点ではまだ上を目指す。

4P目終了後(15:00)、今はなき渡邊リーダーによって事前に「どこにいてようが15時に下降開始」と決められていたこと、中央ルンゼへの合流が不明瞭であること、現在登攀している謎のルートがあと何Pで抜けきるかも不明であったことから下降を決断。した後の安堵した様子の3名の写真。この時点で3名怪我なく下山できそうな目途がつきほっと一安心。ここまで皆A0はしまくったがなんとか頑張りました。


 しかし、下降も悪く、幅1mに満たないルンゼの中を繰り返し懸垂したが、下降するたび、ロープを引くたびに落石が。横方向に全く移動スペースがないインベーダーゲームを想像してください。すぐゲームオーバーしちゃいそうでした。途中から中央ルンゼ?に合流したが、支点はかなり悪く、さびさびのハーケンにぼろぼろの残置スリングといった具合にあまり登られていない印象を受けた。

 結局下降にも時間を要し、雪渓に戻ってきたのは17:30頃。剱沢のテント場には19時頃着。テン場の灯りに妙に安心感を感じた。渡邊さん、テント設営&一人で長時間待ってくれていてありがとうございました!やさぐれていたのかテントの中には空のビール缶がちらほら。皆様ご心配お掛けしました!

 12日6時半頃?テン場を出発。
 9時半、女子組に負けず雷鳥と一緒に!謎ルートの登攀でそれまでの全てがぶっ飛ぶぐらい疲れたが充実した盆休み前半となった。
後日、このルート名を鬼の形相でリサーチかけたが判明せず。いやぁ~それにしてもからかった。。


剣岳 夏合宿 Cフェース剣稜会ルート継続 八ツ峰本峰 Aフェース魚津高ルート

日付 2015/8/8.9 天候 晴れ 参加 (CL)渡辺、塚越、宮崎、高橋、安波、重森、吉野、久野、穴井(投稿)相原


茅ヶ崎山岳会、前半の夏合宿は剣岳にてクライミング
4日間、5日間のグループに分かれ初日は室道から熊の岩まで。
室道より7時間にて熊の岩に到着。私は背負子でビール1ケースを持ってきたことを少し後悔(笑)
穴井のザックも重たく到着時には、しゃべりが熊本弁になっていた(笑)
初日の食事は豚キムチ丼。その後、宴会にて8時には就寝。
翌日は各グループに分かれ登攀開始。
高橋 安波ペア 渡辺、相原ペアにてCフェース剣稜会ルートから、八ツ峰から継続して本峰へ

剣稜会ルートはグレードも優しくホールド、スタンス豊富で岩も固く、快適な岩登りを楽しめた。
1時間ほどで終了し、八ツ峰を縦走し本峰へ。天気も最高だった。
最高の景色を楽しみ、熊の岩まで下山する。
下山後、相原、高橋ペアにてAフェース魚津高ルートを登攀する。
3ピッチと短めだが、1ピッチ目がやや難しく、短いながらまずまずのルートだった。
翌日へつづく。