2018/8/4 赤谷川笹穴沢

2018/8/4 赤谷川笹穴沢 天候晴れ CL宮崎,塚越,越野,中村,竹沢(記)

夏合宿直前の週末,平標に上がる笹穴沢の計画が上がった。
実はこの沢,約30年も前に山もロクにやっていない時に行っており,とにかく長かったことくらいしか覚えていない。結局合宿前にほとんど山に行っていない状態になってしまい,必要に駆られて直前にメンバーに加えてもらった。
前夜発,途中関越が工事渋滞などしており,仮眠場所の道の駅に着いたのが1:30。
月夜野周辺はとても涼しく,驚いた。

 
 
川古温泉近くに車を置いたがかすかに記憶があった。5:30林道を歩き始める。
全員眠い。宮崎さん草まみれになって地面にそのまま寝ていた。
 
 
7:30笹穴沢出合周辺に看板があり,そこから河原に降りて身支度。
 
 

初めから釜。みんなで巻き始めようとしたころ,塚越さん突っ込み,残りも続く。


数か所このような小滝あり,水は温いが,体は冷える。
あれっ?スラブと,ナメの沢のはずじゃ・・・・。
これはこれでまあ面白い。

 
左俣の分岐。
渓相は谷川らしく明るいです,思いの外ビバーク地がない。
あと結構滑っていたのが残念。シグマが滑る滑る・・・。
 


2段30mハーケンはある程度あるが,ちょっといやらしい。中村リード。


50m滝。右の階段状を登った。ハーケン少なく,ちょっと簡単でもない。ロープギリギリで,上部座って確保。写真上部中に見える草付きをトラバースすると,滝上に降りられた。

 

ハイライトの120m大ナメ滝。滑るが傾斜はないため選べば難しくない。
そう気持ち良いものでもなく,とにかく長かった気がする。


上に上がると,水線通しにほぼ頂上まで直上する。
体は疲れ,足ももつれ,何度も滑った。
平標は気持ちの良い山だ,風も抜けて心地良い。

13:30ピーク。
皆疲れ,このまま元橋に降りて,タクシーで川古温泉まで戻ることで意見一致。

16:30元橋登山駐車場。
タクシーは12000弱也。

滑りがなければ,良い沢だと思う。
昔の記憶通りの長い行程の沢だった。初め少し遊びながら進めたが,足並みもそれなりに揃っていたので,そう時間はかけていないはず。初心者は厳しいかも。

以前行ったときは川古温泉まで歩いて降りたことを考えると,学生の体力恐るべしである。そう言えば,駆けるように登った気がする。
それに引き換え,今の体たらく・・・来週の化け物級メンバーと一緒に行けるのだろうか???


2018/ 7/21(土)~22(日) 笛吹川釜の沢~甲武信岳登頂

日付 2018/7/21(土)~22(日) 天候 晴天 参加 中村(CL)、河野宰(SL)(投稿)、塚越、武藤信(新人)、拝原(新人)、濱野(新人)、市川(新人)、
アルバム:https://photos.google.com/share/AF1QipOOC6SuwH-6G_1Cyju1F7zAWj3LzDlrbuWaEcZY05kGQ7zcEC02MWnwLYuN2jMCqw?key=WVh3MFVBXzJibENwTzZJNEplYU5jTTAxOWFIR3ZR


1日目 7時00分西沢渓谷入り口出発~8時20分山の神(80分)~8時55分東沢出合い~(35分)~11時15分魚止ノ滝(140分)~千畳のナメ~12時10分幕営地(55分)。20時位に就寝。



今年の夏はどこまで暑くなるの⁉️休日はそうだ!沢登りへ行こう!。


まさに沢日よりの週末の釜の沢山行(笛吹川東沢釜の沢東俣)。メンバーは、今回山行のCL中村さん。大ベテランの塚越さん。新人は4名。武藤(信)さん。拝原さん。浜野さん。市川さん。4年目の河野(宰)の計7人。

7時00分西沢渓谷の無料駐車場で記念撮影。
















山の神へ向かう途中眼下にホラノ貝のゴルジュ高巻く。




















8時20分山の神にて安全祈願。












山の神から河原へ下降したところから入渓する。河原に降りた時に、とにかく日当たりよく開けた沢だなぁと感じる。















 初心者向けで開けた沢なので、各々水際を歩いたり、水に浸かったり、泳いだりしながら沢を満喫する。
















下界で連日猛暑を堪能しているので、水に浸かると気持ち良い。
信さん。気持ち良さそうに泳いでます(^_^)。





 





















 東のナメ沢300メートル四段。















乙女の沢(冬はアイスクライミングの対象になるそうです!)















この乾いた岩の斜面をトラバースしたフェルト組のメンバーは、グリップが効かず苦戦してました。この日メンバーで唯一ラバーソール(ゴムのソールの沢靴)を履いていた私はラバーソールの恩恵(乾いた岩、濡れた岩、高巻きはバチ効き。)に与かる。















11時17分。魚止の滝 登りたそうな感じの!浜野さん。












此処は右岸のスラブから巻きます。フリーなら何て事はありませんが、重荷を背負っての出だしは少し緊張する。
新人の市川さんに、お助け紐を出す塚越さんと足下からはホールドやスタンスのアドバイスをする。とにかく優しい茅ヶ崎山岳会の山男達。












11時30分 千畳のナメ。

木漏れ日と水の音が織り成す千畳のナメを堪能する。フェルトとジャガーシグマ(万能沢靴)を履いている皆様…













私も釜の沢の名物の千畳のナメを楽しもうと、一歩踏み出した瞬間…転けそうになるW。……あれ💦歩くだけだよ…苔むすナメでは、相棒のラバーソールさん駄目です…一瞬にして崩れるラバーソール神話。この先千畳のナメは皆さんの後ろらこっそり水際を歩く(笑)。

ちゃっかり千畳のナメの記念撮影には映る(笑)。中村さん。いつも写真撮影ありがとうございます。















12時10分幕営地に到着。












塚越さんと中村さんの音頭で、
タープを張り、焚き火用の薪を調達して、手際よく幕営と宴会の準備に取り掛かるメンバー。













大ベテラン塚越さんの焚き火講習会。












火をおこして→白い煙りが出ててきたら→薪が燃え出した合図→小さい薪をくべる→大きい薪に火がついて火が安定したら→たまに薪をくべたり、燃えつきそうな薪を組み換えたりしながら火を見守る。

注意点。一旦薪が燃え出して火が安定したら、一度に大量に薪を投入しない事。沢山集めた薪がなくなってしまい長時間焚き火を維持出来なくなります。












宴会開始。












イカ、海老、鯖、ソーセージ、ベーコン、餅、沢庵、野沢菜等々の食材が次々と出てくる。写真が足りなくてすみません。

















お酒も進み、山の話に始まり、仕事や家族や恋愛や結婚等々プライベートな話に進む…人生色々だなぁと感じる。
途中夕立もあり、やがて辺りも暗くなり時刻は20時を過ぎている…。約6時間も続いた宴会も終了。
 塚越さん器用に寝てます(笑)。信さんはまだまだ飲み足りないようです(笑)。
















2日目 4時00分起床 6時00分出発~6時40分両門ノ滝~ヤゲンの滝~10時15分ポンプ小屋~11時00分甲武信ヶ岳~12時00分戸渡尾根~14時50分西沢渓谷

朝4時起床。沢で迎える朝は。
各々朝食を済ませた後は、荷造りとタープを撤収する。

6時00分出発。












この日も朝から水に浸かると気持ち良い。

途中の淵で泳ぎを楽しむ市川さん。つられて信さんと塚越さんも泳ぎを楽しんでいます!。













6時40分両門の滝












天然のウォータースライダ ー















記念撮影。















この後は源頭の一滴を求めて沢を登っていく










 











最後の傾斜のある荒れたナメ沢



10時15分ポンプ小屋。遡行終了。
登山道に上がり。甲武信岳を目指す。















11時00分 甲武信岳山頂 
















長ーい(笑)戸渡り尾根を経て、
14時50分西沢渓谷に到着。皆さんお疲れ様でした。