2018.1.1-2 戸台アイスクライミング

日付 2018/1/1-2 天候 晴れ 参加 穴井(CL・投稿)、瀬沼、久米、久野、山口
アルバム:https://photos.app.goo.gl/GvR85rW2EC1mxngg1

年末合宿山行 北鎌尾根組は敗退後、戸台でのアイスに転進しました。
南アルプスは好天で2日間、各々がアイスのレベルアップに打ち込み、2018年のよい登り始めになりました。

一番星 (WI5)  90m 2ピッチ


 1/1 前日に新穂高から小淵沢まで引き返し、年の瀬は道の駅で過ごす。転進先を探すと戸台でのアイス案が浮上した。湘南を出る前に久野さんが万が一に備えてアイス装備をと連絡してくれていたのが幸いした。新年から気持ちを切り替え戸台の河原を出発。

 丹渓山荘跡まで3時間ほど歩き、北沢峠へのトレースから外れて戸台川本流を詰めると20分ほどで舞姫の滝(Ⅴ級)が見えた。先行がちょうど懸垂を始めていたのでそばの河原を整地してテントを張ったあと、瀬沼・穴井と久野・久米パーティーに分けて2ラインで早速トライ。1P目は瀬沼、久野リードでロープを伸ばす。

 簡単な2P目を穴井、久米でこなした後、ガレを100mほど歩きでメインの3P目。抜け口の3mほどがバーティカルで面白い。瀬沼さんは快調に登った。
 久米さんもノーテンでトップアウト。
 下降してテントに戻るとまだ時間があったので近くのナメ滝(Ⅲ級程度?)で山口さんと久米さんはリード練習を行った。

 1/2 瀬沼さんは午前中に帰らなければならないとのことだったので、対岸の舞鶴ルンゼ(Ⅴ級)を詰めてみるが、残念ながら未発達で登れず。瀬沼さんは先に下山することにして、残りは上流に向かうとことにした。
 40分ほどで本流に五丈ノ滝F1(Ⅳ級)が掛かる。登ってしまえばよかったのだが、巻き道トレースを辿るとF1、F2の巻き道ともそれなりに悪く時間もかかってしまった。F2の巻きは念の為、ロープを出した。

 テン場から2時間ほどで駒津沢F1(Ⅲ~Ⅴ級)70mが左岸から垂れる。山口さんと久米さんはこの滝でリード練習に取り組んだ。

奥駒津沢が左岸から出合い、すぐ先で谷が開けると一番星(WI5) 90mが左岸に見える。時間が押していたが、氷結も悪くなさそうなので久野・穴井はトライしてみることに。

じゃんけんで1P目は久野リード。アイス用のバイルではないにも関わらず、レストを挟みつつ気合いの入った登り。ノーテンでロープを伸ばす。
1P目は40mほど伸ばしてもらい、右のテラスで切る。
2P目は穴井リード。シャワーを浴びつつ、出だしが被ったウロコ状を引掛けで登り、中央抜け口の10mほどがバーティカル。高度感があり登り応えがあった。50mちょうど伸ばして灌木でビレイ。久野さんも順調にフォローで続き、2人ともにフリーで完登してビレイ点で握手。
下降は灌木の残置ビナとアバラコフに残置されたスリングを使ったが、久野さんがATCを落としてしまいロアーダウンで降ろしてから懸垂。
17時にテントを撤収し、戸台の駐車場に着いたのは20時前になってしまったが、良い練習が出来たと思います。

次回はさらに上流の氷やまだ未発達で登れなかった七丈ノ滝、象の鼻を登ってみたい。

2017.12.29-31 槍ヶ岳北鎌尾根(敗退)

日付 2017/12/29-31  参加 穴井(CL・投稿)、瀬沼、久米、久野、山口
アルバム:https://photos.app.goo.gl/nhecykj1MJ9kgcjP2

年末の合宿山行。槍ヶ岳北鎌尾根組は全員が冬期のオンサイトトライでしたが、直前のクリスマス寒波での大雪ラッセルに加え、渡渉失敗、天気予報に振り回されたこともあり敗退しました。結果的には千天出合いまでのラッセルと渡渉に終始した山行となってしまったが、次回のリベンジに向けて各自、収穫もあった山行になったかと思います。

唯一好天となった12月30日。千天出合い付近から北鎌尾根を見上げる

12/29 新穂高温泉に車を回して大町側の葛温泉ゲートに駐車して準備を済ませ歩き出す。意外にも他に車は無く我々だけでスタート。
七倉山荘で警備隊に登山届けを提出した。聞けば、単独2人と1パーティーが北鎌に前日から入っているとのとこだったが、このあと実際に確認できたのは単独1人のみであった。
高瀬ダムまではちょうど2時間の歩き、堰堤までのつづら折りの道路が長く、重荷に応える。ダムに上がってから湯俣まではその倍ほどの歩きだ。ダムを過ぎてから徐々にラッセルとなったが、湯俣までは数日前に硫黄尾根に入ったと思われるパーティーのトレースを快適に使わせてもらった。
湯俣に向かう林道が途切れると雪も多くなった。
昼過ぎに晴嵐荘を過ぎ、水俣川手前でウェーダーを履いた。実際はこの後も暫く単独の巻き道トレースがついていたので確認してから履けばよかったのだが、最初のつり橋を渡ってすぐに渡渉を始めてしまい大きく時間ロスしてしまった。
つり橋は夏来た時は千切れかかっていたが、綺麗に修復されていた。
最初の渡渉点は腿上ほど、ダブルストックが役に立った。こと後も7~8回ほどの渡渉があった。
沢沿いはとにかく新雪の踏み抜きラッセルが応えたが、暫く進むと中東沢の手前で単独者が引き返してきた。雪が多すぎて手におえないとのこと。ここから先はノートレースとなり、交代してラッセルして進むが、胸ラッセルほどとなり100m進むのに1時間ほど使う場面もあった。
予定では悪天を見越して29日中にP2手前まで伸ばしておきたかったが、千天出合のだいぶ手前の地点でBPを張った。穴井はワカンでウェーダーを切ってしまい右足を浸水させてしまい、軽度の凍傷を負った。山から下りて一週間経った今も指先の感覚が戻らず意外と凍傷はたちが悪い。
12/30 6時出発でラッセル開始。この日は朝から好天で2時間ほど進むとようやく北鎌の末端が見えてきた。昨晩に雪の具合を見ながらとにかく行けるところまで進もうと話してBPを後にした。
水深の深いところではウェーダーは使えたが、足上げが悪いのが難点だった。それにしても厳冬期の沢登りも悪くなく、意外と楽しい。
パウダーの新雪にもがきながらひたすらラッセル。
結局、12時過ぎにようやく千天出合まで伸ばしたが翌日からの寒波予報が読めないこと、メンバーの体調不良等もあり、あっけなく敗退することとした。
この日は予報通り文句なしの好天。振り返れば北鎌尾根を良く眺めることができた。後ろ髪引かれる思いで付けたトレースを引き返した。
帰りに湯俣で足湯に浸かり、冷えた体がよく温まった。
紅葉の時期に来れば別天地。最高だと思う。
15時過ぎに名無避難小屋まで引き返す。引き返したトレースがいくつか増えていたが、時間も時間なので小屋を利用させてもらい大量に余った行動食と酒を減らすことにした。年季の入ったストーブに薪が良く燃え遅くまで酒が進んだ。
12/31 名無避難小屋から葛温泉まで来た道を引き返す。
七倉山荘で唐沢幕岩のアイスから帰ってきたパーティーと言葉を交わす。ラッセル敗退したとのこと。
突っ込めないこともない今年の北鎌であったが、パーティーとしての実力不足を痛感。
今回の反省を踏まえ、来年のリベンジに繋げたい。

2017年 歩荷収め? 106キロ 丹沢 鍋割山

日付 2017/12/27(水) 天候 晴れ 参加 相原
世間は年末に近づき山岳会のみんなは冬山合宿に向けて準備をしている中、自分は山の仕事収めをしなくてはならない憂鬱な時期だ。酒樽を歩荷しなければならない。写真は2018年元旦の鍋割山にて。
昔は2斗樽(43キロ)だったが現在はお酒を飲む客が少なくなったので1斗樽になった。(22.7キロ)
ミズヒ沢から荷造りして山頂へ。うどん150食、練炭、コンクリート、食材、1斗樽、立ち上がるのに苦労した。
体中全てが潰されて苦しい。下半身が痙攣しないように心掛け山頂へ。
これで問題なく年越し出きそうで一安心。
かなり時間が、かかってしまったが、死ぬ気で歩荷し重量を計測して106キロ歩荷できました。
もう2度とやらないと心に誓いました。後日、案の定調子を崩し、悲しい年明けを迎えましたとさ。




2017.12.23-24 篠沢七丈瀑 黄蓮谷左俣 アイスクライミング

日付 2017/12/23.24(土、日) 天候 晴れ 参加 (CL)(投稿) 相原、久野、山口、宮崎、穴井
今年のクリスマスイブは本来なら塩沢方面へアイスの予定であったが、関西人のわがままの為、1泊2日で黄蓮谷左俣と篠沢七丈瀑へ行くこととなった。(写真は左俣を抜けた稜線)
駒ヶ岳神社から黒戸尾根を延々と歩く。刃渡り付近であと10分ぐらいでテン場ですと、嘘ばっかつく輩がいて困った困った。全然つかないし、人間不信に(笑)雪はほとんどなく歩きやすかった。
五合目小屋跡に4時間弱で到着。風が強く、石が氷付いていて、テントを張るのが大変であった。ペグがあったほうが良かったかもしれない。初日は篠沢七丈瀑へ。
テン場から30分弱で木の橋から沢へ下降する。雪がほとんどついてなかったので
少し悪かった。
20分ほど到着。それぞれ準備し12時過ぎに取りつく。
水はここから汲んだ。
2p目を登る穴井。下降はアバラコフで懸垂した。
テン場に戻り入会して今更だが初めての食当を行い。鍋を振る舞う。みんながおいしそうに食べてくれたのでうれしかった。スープを直に持ってきて甲斐があった。
20時就寝。4時30分起床。
下降は六丈沢から下降する。1時間弱で坊主の滝へ。所々悪いがロープはださなかった。アイゼンはあった方がいいかもしれない。(この写真は2015年の)
坊主の滝は6時着。ヘッドランプをつけて先行パーティーがとりついている。
念の為ロープを出して登る。
坊主の滝から60m大滝まで快適な滝をフリーで高度を上げていく。
チムニー滝
60m大滝は左と右ラインにわかれ2pで登る。
大滝をフォローで登るエリー
大滝上の最後の20m滝も左、右のラインにわかれ1pで登る。
20m滝を登り左側の木々を詰め稜線へ抜ける。
ラッセルはほとんどなかった。
13時15分に8合目上の稜線へ抜ける。甲斐駒がきれいに見える。下山は黒戸尾根を
4時間ほどで駐車場へ。
下山途中に花谷さんからクリスマスケーキをいただきおいしくいただきました。ありがとうございます。女子2人は普段見せない、女の目をしてましたとさ。そして素敵なクリスマスイブになりました。おつかれさまでした。