御在所前尾根

日付 2017/8/20(日) 天候 晴れ  参加 宮崎(CL)、他


台高堂倉沢の帰り道、鈴鹿の某道の駅に泊まり、翌日は御在所の前尾根に行きました。
本当は、大台ヶ原の千石嵓に行きたかったのですが、岩場に立ち入るための事前手続きが間に合わず、帰り道にある御在所による事にしました。

お初の御在所なので、一番簡単な前尾根を登ってみることにしました。
ウインタークライマー憧れの藤内小屋までは、登山口から1時間くらい。
小屋のおじさん(?)も気さくで面白い人でした。 それにしても、関西の人は賑やかでいいですね。



前尾根取りつきは、藤内小屋から40分くらい。
迷うかと思ってたら大きな看板が出てた。



 前尾根は、前に1パーティ、後続に3パーティほど、と人気のルートのようでした。










 前尾根は、特に難しいとこはなかったですが、とにかく長いのでスピードが大事なのかなぁと思いました。今回は最後のP2、通称やぐらまで完登できました。
下山は歩いて降りれるのですが、一般登山道に出るまでは意外と悪かったです。

御在所は初めてでしたが、雰囲気は瑞牆みたいでスケールがあってよかったです。
関東からだと遠いですが、また機会があれば、中尾根とか登りに行きたいです。


台高・堂倉沢(下部のみ)

日付 2017/8/18(金)~19(土) 天候 晴れ  参加 宮崎(CL)、他

台高の堂倉沢を下部のみ遡行しました。
海の日の連休の黒蔵谷が楽しかったので、同じ関西方面で行ってみたかった大杉谷方面に行ってきました。
大台ケ原の駐車場から日出ヶ岳山頂まで、よく整備された遊歩道を30分歩き、それから、約2時間30分の長い下りで堂倉沢の出合まで。
(夏場のこのアプローチはなかなか大変…。)








吊り橋から見えた堂倉滝は、流石に立派でした。
もちろん登れないので、吊り橋を渡った先から巻きます。











堂倉沢下部は水量多く、泳いで滝にとりつき登るというパターンを多用して突破した。
ほとんどの滝は直登できて、楽しかった!
また、関西では人気の沢ということもあって、登れない大きな滝にはしっかりと踏跡も付いていた。

出発時間が遅かったことと、パートナーの不調もあり、この日は目的のBPには辿り着けず・・・。
寝不足だったこともあり、早めに焚火をして就寝。

2日目はハイライトの奥七ツ釜を通過。
この辺りの景色は本当に綺麗で 今まで遡行した沢の中で見た景色の中でも一二を争うくらいの素晴らしさでした。(写真があまり撮れなかったのですが。)





最後は、悪い堤防の巻きを乗越して、その先の林道から下山。


今回は、タイムアップで、堂倉沢上部は遡行できなかったのですが、また機会があったら、通しで遡行してみたいですね。上部はぐっと水量が減って、また違う渓相になるみたです。
関東からだと、現地にたどり着くのにも時間がかかるので、沢慣れない人と行く場合は、2泊3日くらいで計画するのもいいかもしれません。

道志川水系 牧馬沢~石砂山

日付 2017/8/23(水) 天候 晴れ 参加  相原
    
 
半日くらいで行ける沢はないかとも模索している中、
最近発売した某沢本の表紙になっていて
里山ゴルジュで綺麗と 前から気になっていた牧馬沢を遡行してきた。
国道413号線を梶野交差点から県道518号線に入り青馬橋を渡り、路肩に車を止める。谷側には
青根原キャンプ場が見える。
 谷側にコンクリート道があり道志川に下りていく。
 入渓点
すぐにF1 残置ロープあり、家族が水遊びしていた。そして沢はやや臭い
すぐに大滝が現れる。ここはF1付近まで戻り右岸を尾根沿いに巻く。少し登って黄色の境界標か
らトラバースして大滝落ち口へ。
滝上に行くと某沢本の表紙のゴルジュだ。今の写真の加工技術はすごい(笑)
この滝も登れないので右岸から巻く。途中残置ロープがあった。
この滝も右岸から巻く。
唯一登った滝。標高270mあたりから上部は何も変化なく河原歩きになるので270mあたりから518号線に上がる記録が多いそうだが、せっかくなので石砂山までいってみることにする。
こんな感じの河原が延々続く。400mあたりから左岸の尾根から山頂へ。足元を見たらヒルが地面いっぱいうじゃうじゃ
 山頂から登山道で518号線から駐車場へ。滝は登れないのがほとんどで、巻きは意外に悪かったのが印象に残った。他の感想はノーコメントにしておこう(笑)
やたら人工物が多かったのがおもしろかったかな。

前穂高北尾根~吊尾根最低コル下降~涸沢 北穂高東稜

日付 2017/8/28,29,30 天候 28曇りのち雨、29、30 晴れ 参加  相原 他、友人
8月も終わりに近づき時間が過ぎるのは早いと感じている中、知人よりアドベンチャーレースのトレーニングに行こうと穂高への誘いがあり、夜勤明けの眠い身体で上高地へ。16時に到着したが相変わらず多い観光客だ。初日は横尾までノンビリと向かう。18時30分には到着。明日は北尾根から前穂に行ってみたいと急に言われ、トレランじゃねーのかよと思いながらしぶしぶ了承しさっさと就寝。
(写真はゴジラの背より)
7時に横尾を出発し涸沢へ向かう。9時頃到着しテントを設営し涸沢カールの左から5、6のコルへ向かう。特にアイゼンも必要なし。
北尾根稜線より
5、4峰は簡単な尾根で3、2峰からは3~4級の岩登りが続くが、トレランシューズでフリーですいすいと行く。
後続はロープをだしてフォローした。
ハーケンがやたら打ってあり、どこが正規なのか曖昧な感じだったがぐいぐい登り。2峰を懸垂でおり頂上へ。
頂上に着くころはガスガスだったので、ここから涸沢まで帰るのもかったるいから、吊尾根の最低コルから涸沢へ下降して帰る事とする。たしか法大ルートとかがあったような。
最低コルから涸沢へ下降してみるが浮石多いし、雪渓が割れていたりでメチャクチャ悪く、後悔しながらも3時間ほどで涸沢へ。一番の核心だった。
オススメできない。
なんとかヘッデンにはならずにすんだ。
クタクタになり酒を飲んで、明日はノンビリ降りようと考えていたら、明日は北穂高の東稜に行きたい~競争ね~
ため息をつきながらさっさと就寝。
5時起床。もうナナカマドには実がなっており、紅葉の準備をむかえていた。
6時頃スタート
北穂高の登山道からトラバースして右のYぽいガレ場から上がっていく。
岩慣れしてれば難しい所は、なし。

3時間切りでなんとか競争に負けず涸沢へ。なんだかんだで来てよかったかな。帰りに沢渡温泉に入り、松本インター近くの洋食屋、十字路で夕飯を食べて帰宅した。初めて入ったけどオススメ。