アルバム:https://photos.app.goo.gl/GvR85rW2EC1mxngg1
年末合宿山行 北鎌尾根組は敗退後、戸台でのアイスに転進しました。
南アルプスは好天で2日間、各々がアイスのレベルアップに打ち込み、2018年のよい登り始めになりました。
一番星 (WI5) 90m 2ピッチ
1/1 前日に新穂高から小淵沢まで引き返し、年の瀬は道の駅で過ごす。転進先を探すと戸台でのアイス案が浮上した。湘南を出る前に久野さんが万が一に備えてアイス装備をと連絡してくれていたのが幸いした。新年から気持ちを切り替え戸台の河原を出発。
丹渓山荘跡まで3時間ほど歩き、北沢峠へのトレースから外れて戸台川本流を詰めると20分ほどで舞姫の滝(Ⅴ級)が見えた。先行がちょうど懸垂を始めていたのでそばの河原を整地してテントを張ったあと、瀬沼・穴井と久野・久米パーティーに分けて2ラインで早速トライ。1P目は瀬沼、久野リードでロープを伸ばす。
簡単な2P目を穴井、久米でこなした後、ガレを100mほど歩きでメインの3P目。抜け口の3mほどがバーティカルで面白い。瀬沼さんは快調に登った。
久米さんもノーテンでトップアウト。
下降してテントに戻るとまだ時間があったので近くのナメ滝(Ⅲ級程度?)で山口さんと久米さんはリード練習を行った。
1/2 瀬沼さんは午前中に帰らなければならないとのことだったので、対岸の舞鶴ルンゼ(Ⅴ級)を詰めてみるが、残念ながら未発達で登れず。瀬沼さんは先に下山することにして、残りは上流に向かうとことにした。
40分ほどで本流に五丈ノ滝F1(Ⅳ級)が掛かる。登ってしまえばよかったのだが、巻き道トレースを辿るとF1、F2の巻き道ともそれなりに悪く時間もかかってしまった。F2の巻きは念の為、ロープを出した。
テン場から2時間ほどで駒津沢F1(Ⅲ~Ⅴ級)70mが左岸から垂れる。山口さんと久米さんはこの滝でリード練習に取り組んだ。
奥駒津沢が左岸から出合い、すぐ先で谷が開けると一番星(WI5) 90mが左岸に見える。時間が押していたが、氷結も悪くなさそうなので久野・穴井はトライしてみることに。
じゃんけんで1P目は久野リード。アイス用のバイルではないにも関わらず、レストを挟みつつ気合いの入った登り。ノーテンでロープを伸ばす。
1P目は40mほど伸ばしてもらい、右のテラスで切る。
2P目は穴井リード。シャワーを浴びつつ、出だしが被ったウロコ状を引掛けで登り、中央抜け口の10mほどがバーティカル。高度感があり登り応えがあった。50mちょうど伸ばして灌木でビレイ。久野さんも順調にフォローで続き、2人ともにフリーで完登してビレイ点で握手。
下降は灌木の残置ビナとアバラコフに残置されたスリングを使ったが、久野さんがATCを落としてしまいロアーダウンで降ろしてから懸垂。
17時にテントを撤収し、戸台の駐車場に着いたのは20時前になってしまったが、良い練習が出来たと思います。
17時にテントを撤収し、戸台の駐車場に着いたのは20時前になってしまったが、良い練習が出来たと思います。
次回はさらに上流の氷やまだ未発達で登れなかった七丈ノ滝、象の鼻を登ってみたい。
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