裏同心ルンゼ~大同心南稜、日ノ岳稜

日付 2016/12/3(土)~4(日) 天候 晴れ 参加:塚越、穴井、岡田、山口(え)、宮崎


事前情報では、八ヶ岳の各氷曝の氷結は全く期待できない状況でしたが、新しく買ったギアを使ってみたくて、八ヶ岳に行ってきました!


 アプローチをこなし、赤岳鉱泉で、テント場の受付をするついでに小屋の人にどこか登れるところがあるか聞いてみると、裏同心以外は無理なんじゃないかとの話・・・。
でも、せっかくノミックを持ってきたので、もっと垂直のアイスクライミングをしたいと思い、とりあえずみんなでジョウゴ沢に向かうも、降りてきたパーティから、F1は草付き登りだよ・・・と言われ、私達も引き返し、結局、裏同心を登りました。


裏同心ルンゼは、氷は薄かったですが、全部フリーで登れたし、シーズン初のアイスは、ポカポカ陽気で、寒くもなく楽しかったです!
裏同心を登った後、大同心の基部で、武藤さん、瀬沼さんと遭遇しました。
雲稜1ピッチ目を登ってるパーティを見学した後、私達も時間があったので、まだ行ったことのなかった大同心南稜へ初めての継続登攀!しました。(山口(え)ちゃんは、日帰りなのでここでお別れ)


 私と岡田さん、塚越さんと穴井君ペアで登り、3ピッチ目はあぶみ登攀なので、2ピッチ登って横のルンゼから下降しました。
とにかく、天気もよく、岩には雪も氷もついてない状態で、ボルトもしっかりした物が打たれていて、冬期クライミングというより、普通にゲレンデでクライミングしているような感じでした!

2日目は、アイスができないということで、先週行けなかった日ノ岳稜に行きました。
日ノ岳稜は、石尊稜のとなりのリッジルートで、途中までのアプローチも石尊稜と一緒です。
(中山尾根のアプローチの途中からトラバースもできるという話でしたが、結構悪そうでした。)


1P目は穴井君リード。出だしが少しかぶり気味で、その後のスラブが下部岩壁の核心ということでした。私には、このスラブが一番嫌らしかたです。
 2P目は私がリード。途中、ルートを間違え、被った壁を登ろうとして落ちてしまいました・・・。下まで落ちないでよかったです・・・。


その後は、300メートルほどの簡単な雪稜を行き、上部岩壁に着きました。
1P目は、稜線通しで行くと、4級+でちょっと辛いとトポにあり。でも下から見るとハーケンが結構打たれているように見えたので、塚越さんが挑戦してみましたが、上部は全く支点がないようで諦め降りてきました。横のバンドを行き凹状を登りリッジへ出るルートを取り、そのまま核心の2P目も繋げ登りました。上部岩壁もかぶってましたが、カバばかりだったので、楽しく登れました。



日ノ岳稜は、マイナーですが、それなりの歯ごたえのある岩登りもできて、いいルートでした!
最近整備されたピカピカの支点がしっかりあるので、安心して登れます。




0 件のコメント:

コメントを投稿