八ヶ岳アイスクライミングとバリエーションルート

2012/11/24(土)-25日(日)  天候 晴れ 参加 (CL)塚越 高橋 橋元 伊三雄 斎藤
写真:https://picasaweb.google.com/110771324764284100517/201211242501_


裏同心ルンゼで初リードする橋本さん


《 阿弥陀岳北稜 》 文:斎藤

朝、4:30起床。朝食は、肉野菜炒め入りのラーメンでとても美味しかった。6:00テントを出発。行者小屋を経て阿弥陀岳へ向かった。中岳のコルへの登山道から、雪の斜面をトラバースして北陵へ向った。途中、雪の斜面が金色でとても綺麗だった。北陵に到着したところで、アイゼンを装着。アイゼンを着けて雪の斜面を登るのは初めてだったが、爪がしっかり斜面に刺さり、登り心地はとても良かった。しばらく登ると第一岩峯へ到着。これまで、ゲレンデや本チャンの岩場に何度も連れていってもらっていたので、見た目はそれ程難しくなさそうであったが、はじめてグローブとアイゼンを着けてのクライミングで、手が滑って全然効かない上に、足もカチカチして信用出来ず、ガチガチのクライミングとなった。何とか3ピッチ程の岩場を登り、ナイフリッジを渡ると阿弥陀岳山頂に9:30頃到着した。自分は麓の諏訪盆地出身であったため、山頂には何度も来た事があったが、眺めは美しく、北アルプスや南アルプス、御嶽山、富士山など雲一つない冬の景色を見ることができ、とても気持ち良かった。そして、一般縦走路を下山。アイゼンを着けての下りは、思った程難しくなく、また雪山歩きをして見たいと思った。そして、赤岳鉱泉へ到着し、テントをたたみ下山。途中Tさんのクマだと言う声にはじめて山で熊を見る期待を持ちながら振り返り真っ黒い動く物を見て興奮したが、よく見るとカモシカで残念だった。とても楽しい一日だった。みなさんありがとう。
北稜の核心部が上部に見える


阿弥陀岳山頂でポーズ

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