2020/1/2~1/6 タイ クラビ クライミング

日付 2020/1/2(木)-6(月) 参加 宮崎(投稿)、武藤、越野、武藤(信)、濱野、長野、上荒礒、塚越

年明けにタイのクラビにクライミングツアーに行きましたので、その報告を簡単にさせていただきます。
ルート名とその感想は私が登ったもののみ簡単に...。
クラビのクライミングは何年か前にも計画に上がり、流れてしまったのですが、今回メンバーが集まり行けることになりました。

1日目
移動日。朝、日本を発ち、クラビ国際空港に着いたのは夜。
この日はアオナンのホテルに宿泊する。夜、市街の食堂で食べたご飯が美味しくテンション上がる。
ソムタム(パパイヤのサラダ)とヤムウンセンがとっても美味。
後、暑いところで飲むビールは、なんて美味しいのでしょうか。皆さん、日本で以上によく進んでました(笑)


2日目
いよいよ、半島へ渡る日。船での移動も風情があっていい。


イースト・ライレイに着き、ホテルにチェックイン。長野さんセレクトのこのホテルもリゾート感たっぷりで本当素晴らしかった!
荷物を整理後、ホテル近くのクライミングエリア【ONE-TWO-THREE】へ様子を見に行く。



とりあえず1本、Ling Noi 5 を登ったところで、現地の講習ガイドでガヤガヤしてきたので、お隣の【MUAY THAI】へ移動。
Valentine 6a+、Alone 6bを登る。
このエリアのグレードは総じて甘めで登り易く感じた。




お昼になり移動。途中街中でもビールを煽り(笑)



現地在住の武藤さんお知り合いからおススメされたエリア【Wee's Present Wall】へビーチ経由で通り向かう。
このエリアは日陰で涼しかった。




Ling Rong Hei(Monkey Crying)6b+、上部は傾斜があって、石灰岩らしいツルツルで怖かった。
Hello Christine 6a+ 、一見して面白そうだし、登っても楽しかったルート。
Same Same But Different 6b+、トポにはおススメマークが付いていたが、下部が劇悪だった。
この日のクライミングはこの辺で終了。

トンサイへルートの下見へ行くチーム(武藤さん、長野さん、濱野さん、宮崎)、プールでのんびりチーム(信さん、はるちゃん、塚越さん、越野さん)に別れる。
ライレイからトンサイへの行きは山道利用(地元の人からはジャングルと言われる…)。
トンサイはライレイとはまた全然違ったヒッピーな雰囲気。


【Monkey Wall】のマルチピッチ、海岸沿いの【Tonsai Wall】、【Dum's Kitchen】エリアの看板ルートを見学する。
(有名どころはどれも7台なので見てるだけ…)



帰りは、海岸沿いの道でライレイに戻ったが、こっちの方が楽だし近い。
夜は、武藤さんの知り合いを交えてお食事。
おススメのマルチピッチや、現地情報を教えていただき、楽しいひと時を過ごしました。

3日目
朝一で【Pra-Nang-Beach】エリアへアップで行く。
ルートの本数は少ないが、南国のクライミングっぽく絵になるエリアで、ビーチサイドなのでギャラリーも多い。



Money Maker 6a 磨かれた石灰がツルツルで怖いルート。
Em & Ems 5 乗越があるが難しくない!

アップ後、プラナンビーチ経由でプラナン洞窟へ向かう。要ヘッドランプ。
このアプローチは冒険チックで楽しい。



洞窟の出口から懸垂すれば、そこは【Thaiwand Wall】エリア。





一日中日陰になるみたいで、眺めも◎、岩場のスケールもありよいエリアだった。
Primal Scream 6a+ 下部はアプローチでワンポイント難しい
Circus Oz Pitch1 6a+、Pitch2 6b+、4Pのマルチを下部2Pだけ塚越さんとトライ。
1P目塚越さん、2P目私。1P目も2P目もグレードより登り易いがスケールがあってアルパインチック。2P目終了点からのライレイ、トンサイのビーチと海を見渡せた。

ただ、このマルチで大失敗。
元々1P目だけ登るつもりだったので、70mロープ1本しか引いてきておらず懸垂で怖い思いをする。
ルートが左上してたのと、次の懸垂支点がハングの下にあり、普通に降りたんじゃたどり着けない。
たまたま信さんとはるちゃんが1P目終了点にいてロープを引いてくれたから事なきを得たものの、二人がいなかったらハングでぶら下がりどうにもならなくなってたかも。
やっぱり懸垂には気をつけないといないとこんなリゾート地にいながら再認識しました。




その後、皆暑さにやられ、私と武藤さんはホテルのプール、はるちゃんと信さんがカヤック(カヤックが転覆して大変だったそう(笑))、その他メンバーはサップでトンサイまで旅してきたそうです。
夜は長野さんオススメの食堂でタイ料理。スズキにライム風味で味付けした料理を頼んでみましたが好評でした!

4日目
クライミング最終日。
この日は朝から【Thaiwand Wall】のマルチ組と【One-Two-Three】のマルチ組に別れて行動する。
私と武藤さん、長野さんと越野さんは【Thaiwand Wall】のCrystal Flame 6b+を登る。
私は武藤さんと組み、1P目6a武藤さん、2P目6b+宮崎。
1P目はチムニーを越えてずっと右上する。
難しい過ぎず適度なボルト間隔で楽しい。
2P目は、始め間違えてcandlestick 7cを登ろうとしてしまう。
出だしで直上するルートの存在に気づいて軌道修正。
2P目の6b+は昨日登ったのマルチの2P目より傾斜があって難しかった。
終了点からは、イーストライレイ、ウエストライレイ、トンサイが一望できて写真のような景色を堪能した。
終了点はハンギングビレイで懸垂2回で取りつきまで戻れる。







降りた後は、意外と疲れたので【One-Two-Three】へ行った4人と合流し、食堂で休憩。ココナッツウォーターと、微妙な温かさのバナナとココナッツミルクのデザートが美味しかったです。
その後は、サップを初体験。
泳げない私だけライフジャケット着用。
ライレイビーチからプラナンビーチ方面まで旅しました。コツを掴めばカヌーみたいで楽しいです。
プラナンビーチ沖にあるハッピーアイランドも上陸&見学。ここにも難し目のマルチやらショートルートがあるのですが、ギアがある場合はまさかサップでは無理そうですね。



ライレイ最終日なので、この辺で切り上げ、名残惜しいながらアオナン行きの船に乗る。
アオナン最終日の夜は、私はタイ古式マッサージとお土産のお買い物巡りしました。
マッサージはライレイで受けたものより本格的でよく効きました!お値段も1時間で千円ちょっととお安いので、クラビクライミングに来たら一度は受けてみるべきかも。オススメです。

クラビのクライミングは、クライミングとリゾートが融合した素晴らしいアクティビティでした。難しいルートをトライするのもよし、ビーチやシーアクティビティを楽しむもよし、で、また是非計画して行きたいなぁと思いました。



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