2017/4/23 裏妙義(木戸壁右カンテ)

日付: 2017/4/23  天候 :晴天! 参加 :渡邉、安波(投稿)
アルバム : https://goo.gl/photos/9iBnq9WqDGYinyVL8

 妙義山にも桜の季節がやってきた!神奈川よりも少し遅め。春です!クライミングシーズンです!桜も見たいしクライミングもしたい・・・ということで、今回は裏妙義へ。桜の時期を狙ってこの日をチョイス。

【参考タイム】*待ち時間含む
国民宿舎(20分)⇒取り付き(4時間)⇒5ピッチ終了点(1時間弱)⇒取り付き(20分)⇒国民宿舎
(混んでなければ登攀は2時間くらい?)

 国民宿舎裏妙義(H28.3.31閉館)へ駐車。結構車が停まっている。マルチ?縦走?しかしいい天気!ソメイヨシノは終わってたなぁ。。。今日の予定は、木戸壁右カンテ⇒丁須の頭⇒妙義さくらの里。行きたいところを詰め込んでみました!目標達成成るか?!
 トポはネットで。「岳人2011年3月号」に掲載されているらしい。初登は1979年。その後は岩質が悪く、忘れられたようなルートになっていたとのこと。2010年、某グループの皆さんが再整備して下さり、今日私達が登ることができている。


国民宿舎より、丁須の頭方面の舗装路を歩く。約5分、右手に上記の道標あり。ここから右手に伸びる登山道へ入る。この先何度か沢を越えたり。道標やペンキマーク多数。迷うことはなさそう。


約20分後、岩室へ到着。生活できそうなスペースがあった。丁須の頭への登山道からは20mほど右へ入る。すぐそこが取り付き。・・・・・ここまでは順調だったが、、、


1ピッチ目(Ⅲ級 15m):渡邉
 スタートまで待機時間1時間(>。<;先行パーティーを待つ。1組だが、3名×3パーティーの合計9名のガイド集団(**;横から登れそうでもあったが、ランニングは取れない。技術的に難しくはなさそうだが、なんせ岩が脆い。おとなしく順番待ち。実際10mくらいしかなかったか?


2ピッチ目(Ⅳ級 20m):安波
 ちょっと被り気味のところがあるが、回り込んで問題なし。妙義らしいイワイワした景色が広がる。
3ピッチ目(Ⅲ級 20m):渡邉
 松の木を目指して登る。実際15mくらい?



4ピッチ目(Ⅳ級 30m):安波
 右上バンドを登る。途中に懸垂支点があるがそこは通過。その少し右上でピッチを切る。ここは30mあったかな?


5ピッチ目(Ⅲ級 15m):渡邉
 4ピッチ目終了点より上を見る。9名のクライマー。。。収集がつかない。しかもこの後同ルート懸垂が待っている。各ピッチ安定した待機場所があるが、さすがにこの人数、厳しい、、、5ピッチ目は10mくらい?


登攀終了したのはすでに12時。。。取りついてから4時間近く経過していた。登攀時間よりも各ピッチの待機時間が大変長い。終始上着を着ての登攀。体が温まることはなかった。


初登時は、5ピッチ目から左を登ったらしい。2010年に再整備されたのはここまで。私たちもここまでとし、同ルート下降。丁須の頭orさくらの里、どちらか諦めるしかない(T_T)


懸垂も待ち・・・開始まで約40分。テラスで昼食とした。丁須の頭を今回は割愛。。。懸垂は合計6回。ロープは50m1本で。というのも、岩のフリクションが良すぎて大変引っかかりやすい。登りかえすくらいなら、ピッチを短く切った方が結果はやい。(ネットで書いてあった通りにやってみました。)


この支点、近くない?!崩壊するときは2か所もろとも・・・?


懸垂支点にはビナ+シャックル。・・・?普通のカラビナのゲートをテーピングで留めてある(^^;


1時間弱で取り付き地点へ戻る。ヒトリシズカが咲いていた(^^)

 難しすぎず、岩登りを楽しめるルートでした。ただ、岩の脆さが大変怖い。新しい剥離した後多数、連打されているボルトのネジの緩み多数、抜けているところもちらほら・・・拳大のステップも信用できない感じで、いつもと違う怖さがありました。登れずテンションを掛けることはなさそうですが、乗っているホールドが崩壊したら・・・と思うと、変なところは登らない方がいいのかなぁ。ロープの流れが悪くならない程度にはランニングを取った方が良さそうです。取りすぎ注意!初登時のもの?と思しき古いピンもありました。終了点が明瞭で、ルートも分かりやすい、声も通りやすい距離。取りつきやすく、マルチの練習にお手頃なルートでした。ただし、同ルート懸垂がための云々かんぬんをお忘れなく(^^;他にルートが無いので逃げ場がないです(^^;


シャクナゲが見頃でした◎


丁須の頭は行けなかったけれど、さくらの里は行けました!広いので、もう少し時間が欲しかった。。。また来年!



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