2014/7/21 瑞牆山錦秋カナトコルート

日付 2014/7/21(月) 天候 小雨のち晴れ  参加 武藤(CL)、塚越、阿久津、宮崎(投稿)


瑞牆というと、少しグレードの高い岩場というイメージで、クライミングで行けるようになるのずっと先の事だろうと思っていましたが、
今回、塚越さんの鶴の一声で出かける事になりました!

植樹祭広場の駐車場を出発し、遊歩道を40分ほど歩き、ガレた急登を上がり、十一面岩末端壁へ向かいます。
当初、有名ルートの『調和の幻想』を登る予定でしたが、あいにくの小雨で岩が濡れていて登れそうにありません・・・。





仕方がないので、ガレをもう少し登り、十一面岩上部に向かいました。
幸いにも、日当たりのいい場所にあった錦秋カナトコルートは乾いていたので、ここを登る事になりました。
カナトコ岩の上にまで抜ける気持ちのいいルートで、瑞牆の入門ルートです!

私は、塚越さんとペアを組んでいただきました。
カナトコルートの核心は2ピッチ目。なので、リードは私→塚越さん順番で登る事にしました。




1ピッチ目は、ちょっと剥がれ落ちそうなフレークから登り、カンテ~凹状と行く簡単なピッチです。
途中、クラックにちょうど入る大きさのカムが無くて、だいぶランナウトしてしまいました。
プロテクションは取れる時に早めに取っておかないといけないですね、と改めて思い知らされました。

2ピッチ目は、10aのクラックで、塚越さんがリードです。
塚越さんが設置したナッツの回収にいきな手こずり(武藤さんに回収していただく・・・。)
私はフォローで登ったのに、A0してばかりで、反省点ばかりのピッチでした。
ルートのクラックは浅く、指が少し入るくらいで、ほぼスラブを登るような感じでした。

次のピッチは、樹林帯をトラバース。
樹林帯を抜けると、クラックからランぺを登る。
ランペとは、滑り台状の地形の事だそうです。
クラックは広めだったので、大き目のカムが活躍です。新しく買い足したキャメロットの4番も早速使用。

最後のピッチは、ワイドクラックからチムニー。
私はフォローで登りました。
チムニーを、私が上がれずに詰まっていたら、武藤さんがチムニー登りの足の使い方を教えてくれて、
そしたら驚くほど簡単に登れました。

カナトコ岩の頂上に着くと、瑞牆の岩場が一望できました。
まさか瑞牆のマルチを登れるなんて思ってなかったので、感動でした。
(もちろん、ベテラン勢が一緒に登ってくらたから登れたのですが・・・。)

阿久津君は、今回核心でA0をしながらも、前ピッチをリードしたそうです!
彼は武藤さんに鍛えられ、どんどん上達中です。


目の前には、『ベルジュエール』の核心だという、綺麗なクラックが見えました。
自分もいつかはそんな名ルートをリードできるくらいレベルアップしたいなぁと思いました。

遠くに、1本のすっきりと切り立った難しそうな岩場をいとも簡単に登っているクライマーの姿が見えました。
岩場を懸垂で降り、下山する途中でそのクライマーと遭遇しました!
なんと、それは日本を代表するフリークライマー氏でした。









今回も楽しいクライミングでした。
次回はカナトコルートのリベンジもしたいし、もっと腕を磨いて『調和の幻想』にもトライしてみたいし。
そしていつかは、もっと難しいルートにもガンガン登れるようになりたい・・・。
と、そう思うような出会いのあった日でした。
一緒に登っていただいた、塚越さん、武藤さん、阿久津君。どうもありがとうございました。
朝、合流しながらも、お仕事の為断念せざるを得なかった斎藤さん、また今度ぜひご一緒してください。



















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