黒部 上ノ廊下(2013/09/21)

日付: 2013/09/21~24(土~火)
天候: 晴れ時々曇り
参加: 高橋(CL/投稿)、塚越(SL)、宮崎(食当)

写真: <https://picasaweb.google.com/110771324764284100517/201392124_>

記録:

2011年の盆に初めて上ノ廊下に訪れたが、とある事態から入渓してすぐに引き返すハメに・・・。
その後、2回ほど計画を立てるも、天候により中止orz

今回で4度目の計画となり、いい加減 上ノ廊下とのケリを付けたいと思っていた。

09/21(土)

前夜発で3:00前に扇沢に入り、始発6:30のトロリーバスに乗るため、5:00に起床。
(車は折立への回送サービスを依頼した三渓社の駐車スペースの路肩に駐車)


回送の手続きを済ませ、準備をしながら、三渓社のスタッフに最近の様子を聞くと「先週来た台風21号の時は大降り、その後、水量は減ったものの、例年よりは多め」とのこと・・・まさか今回も?

とはいえ、現地まで来ていて、3~4日は天気が良さそうなので、迷わず決行することに!
扇沢駅前まで行くと、既にかなりの人が並んでいて、トロリーバスの中も通勤電車状態!
どうやら、黒部ダム開通50週年だったらしく、トロリーバスにも可愛らしい施しが・・・


時間通り黒部ダムに到着し、荷物を整えて、7:00出発。


こっから、10:00の平の渡し船に乗るため、少しハイピッチで歩く。
誰も遅れることなく、なんとか15分前に平の渡しに到着し、平乃小屋(たいらのこや)で一呼吸。
出航時間直前に船に行っても船頭が居ないので、塚越さんの「乗っちゃえ!」の声で、乗って待つことに・・・少し遅れてきた船頭に怒鳴られる(笑)。


無事、平の渡しも越えたが、入渓点までは更に2時間・・・。
とはいえ、もう時間制限がないので、体力温存のためペースを下げて奥黒部ヒュッテまで。

12:00前に奥黒部ヒュッテに到着し、主人に計画書を提出、情報を聴くと、「台風後、思ったよりも水は引かず、増水居気味で、水も冷たい」と、ネガティブな御言葉だけいただき、みんなのテンションが↘。
ちなみに、この時点で他のパーティの届出はなかった。

なんとか気を取り直して、沢の準備を整えてると、自分が厚手のタイツを忘れていることに気付く!!
水が冷たいとの情報もあり、かなり不安になるが、「要は気合いだろ!」ってことで、無かったことに・・・は、出来なかったことを後ほど痛感・・・orz


13:00には準備が整い、いざ入渓!

いきなりの渡渉、水量は2年前とあまり変わらない印象、水温は薄手のタイツってこともあり、かなり冷たい。。。
ここで、finetrackの沢向けのウェアを新調した宮崎さんは「あまり冷たくない」とのこと。
(上下で良い値段だったみたいだが、その分性能は良いんだなぁ・・・)


少し進むと、釣り師のオジ様に遭遇。

足元を見ると、20匹以上、しかも大ぶりの岩魚が転がっていて、よだれが・・・

上ノ廊下のことを隅まで知ってそうなベテランさんで、聞くと、「例年よりも少し多いけど、こんなん大したことないし、日に日に水位は下がってるから大丈夫だよ!」と、有難い御言葉!

更に、「こんなとこで会っちゃ、仕方ねぇなぁ!」と、岩魚3匹の御裾分けまで☆☆☆

有難い言葉と御裾分けに、みんなのテンションが↗。
オジ様に別れを告げ、意気揚々とこの日の目的地である"下の黒ビンガ"手前を目指す。

その後は陽射しが強く、水に浸かっている時以外は、かなり温かかった。
(翌日から、寒さとの格闘となるとは露知らず・・・)

途中、渡渉が厳しい箇所で悪いところを高巻き気味に行ってしまい、かなり時間を喰ってしまい反省m(_ _)m
(水量の多さに負けず、できる限り高巻きは避けた方が・・・という沢の基本に立ち返らねば!)

休みも少な目だったので、時間に余裕を持って、"下の黒ビンガ"下の台地に着き、キャンプと寝床の準備を。

この日の夕食は、宮崎さんの鍋料理…重たくても、生肉を背負ってきて良かったと思える旨さでした☆☆☆
しかも、今回は釣れたて新鮮で、絶品の岩魚も☆☆☆
この日は睡眠時間も少なかったのに加え、快適な寝床だったので、暗くなると共に就寝zzz

09/22に続く…

<http://chigasaki-mt.blogspot.jp/2013/09/20130922.html>

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