2017.9.16 古賀志山クライミング

日付 2017/9/16(土) 参加 塚越、宮崎、山口、穴井(投稿)
アルバム :https://photos.app.goo.gl/0dRVVxq1829t6WgT2

9月の3連休初日は台風の列島横断で沢の予定を変更して古賀志山でフリークライミング。
久々のチャートでしたが良いルートが揃っていて楽しめました。

競技会直上ルート 5.10a

朝一は貸切だったが人気のアップルートだからか、直ぐに人だかりができていた。
その後、ウルトラマンフェース5.9も登りました。

中央のお宮が鎮座する広場には5.11~5.13のハングルートが並んでいる。

羚羊ハング 5.11a
この岩場の看板三ツ星ルート。見た目以上に核心はパワフルかつバランシーで嫌らしい。一人一回ずつ撃沈して塚越さんと自分は何とかRP。

張り付くシーマ君 5.11c
何とかトップアウト。途中まではガバだが、核心はホールドが甘くパワフルなムーブで面白い。後から来たちクライミング部?の中高校生たちがOS合戦を繰り広げてて参考になった。全員持ち帰れず宿題に。。


沙羅ちゃん 5.8
山口さんと宮崎さんは不動滝左のフェースで登りました。

無名 5.10a


湘南からは圏央道で2時間半ほど。渋滞が無ければ小川山より近いでしょうか。
こじんまりした岩場でしたが、地元の方に大切にされているようでした。




2017.9.24(日)九州出張登山第11回 鋤先山(すきさきやま)・竜王山(りゅうおうざん) 山口県下関市

メンバ―:伊三雄
天気:晴天
【行程】
寮8:00出発(オートバイ)⇒一般道利用⇒関門トンネル⇒10:10深坂自然の森公園8:25~11:20竜王山山頂11:50~12:06鋤先山12:10~雌鋤先山~12:55紅葉谷登山口~13:10深坂自然の森公園13:25⇒下山


今回は大分県の祖母山に登る予定で計画していたが、9月に入り朝夕が涼しくなってきた事と出張で夏服(半袖シャツ)しか持ってきていないため、4時間近い早朝のバイクの運転は無理と思い、寮から2時間以内で朝8:00以降に出発しても登れる良い山がないだろうかと言うことで調べてみたら山口県の竜王山が見つかった。
オートバイでのドライブを楽しみ、竜王山の登山もエンジョイした。
竜王山は多くの人に登られている山で登山道はしっかりしている。山頂は見晴らしが良く秋風が心地よかった。


地図がないので看板を見て進む方向を決める。


あまり花は咲いていなかったがこんな花が目につきました。


頂上直下は長い階段を登る。


竜王山山頂、見晴らしがよく気持ちの良い山です。




鋤先山12:10~雌鋤先山


鋤先山からの眺め

深坂溜池(みさかためいけ)には、白鳥がいます。



竜王山と鋤先山

のんびりゆっくり登山を楽しんでいます。
登山口までのバイク旅も楽しく充実した1日になった。
ジャケットを買ってきたので寒くなる前に祖母山にアタックして、その後はゲレンデクライミングを計画します。


2017/9/9-11 裏銀座縦走/前編(七倉山荘~烏帽子岳~水晶岳~鷲羽岳~三俣蓮華岳~双六岳~新穂高)

日付 :2017/9/9-11  天候 :晴れ~曇り~雨  参加 :渡邉、安波(投稿)
アルバム : https://photos.app.goo.gl/Y0G0qMeSiL9RMJ1Y2

鷲羽岳から槍ヶ岳を望む

 昨年も計画した裏銀座縦走。昨年は台風の影響で中止、今年も雨の影響を受けそうな・・・本当は紅葉の時期に縦走したかったが、たまたま休みが取れたのでちょっと早いこの時期で。お花も終わり、紅葉には早く、ちょっと惜しい気もするけれど。想像力を働かせながら歩きました(^^;みなさんも想像力を働かせながら読んでください。

***
【1日目】晴れ後小雨
前夜23:00新宿発毎日アルペン号~4:00七倉山荘着~仮眠~6時過ぎタクシー乗車~7:00高瀬ダム~10:00三角点~11:40烏帽子小屋着~13:20烏帽子岳~烏帽子小屋テント泊


新宿からあんなにいた登山者のほとんどは、白馬方面へ向かった。七倉山荘で下車したのは、あたし達以外は3人くらい?真っ暗・・・歩きもタクシー待ちも高瀬ダム着はあまり変わらなそうだし、タクシーは6時からなので予定通り仮眠。道に転がってマジ寝してしまいちょっと恥ずかしい。早朝についてたのに二便目になってしまった。。。タクシー待ちの登山者が続々と並んでいた。


高瀬ダムにて身支度を整える。今日からの4日間が楽しみで仕方ない!ロープを背負ったパーティーもいて、沢登りの様子。寒い。。。

裏銀座登山口 NO.12


銀ブラの始まり。NO.12~NO.0のカウントダウンが始まった。NO.0は烏帽子小屋。NO.1で終わらないあたりが憎い。三大急登ブナ立ち尾根。思ったよりもへばらず登れた。(あたしは)緑が濃くてきれい!でも、樹林帯を何時間も歩くのはちょっとしんどい。風が無くて暑かった~~~

烏帽子小屋のイワギキョウ
一面にイワギキョウ!と咲き終わった花がら。満開だったらさぞかしきれいだろうなぁ。想像して楽しむことにした。


ザックを烏帽子小屋へデポ、烏帽子岳へ向かう。写真は前烏帽子。燕岳を思い出す景色だった。風化した花崗岩かな、白くてきれい。山容も丸っこくて穏やかな稜線。

前烏帽子から望む烏帽子岳
こんなに雄大な景色が広がっているとは思わず声が出る。烏帽子へのピストンだが、その先の稜線も歩きたくなる景色だった。時期が云々言ってごめんなさい。


調子の出ないワタナベ。本日4回目のダウン。前途多難。。。今日は焼肉だから!と励ましつつ歩みを進める。「高山病?」「下山」の文字が頭をよぎっていた。一緒にしょぼくれても仕方がないのであたしは今日を満喫することにする。今後の予定はテントで考えよう。


ワタナベ復活。山頂直下の鎖場を行く。自分たち以外にも数パーティーがいた。



登るとこの景色。カメラの設定がおかしくなったままなのが残念。


背後に広がるはこの景色。烏帽子の勇ましさとは異なった牧歌的な景色が穏やかに広がっていた。「あの池に行きたい」の声はさらっと却下された。四十八池というらしい。烏帽子山頂へ行く手前の南沢岳方面への分岐を右に行くと行けるらしい。まぁ上から眺めるからいいのかも。



南側の景色。明日歩く予定の稜線を眺める。本当は今日中にもう少し進みたいところだが、体調もみて今日は烏帽子小屋まで。その分山頂と景色を堪能できた。


まだ1人で堪能中。


テン場付近。チングルマが咲いていたらきっときれいだっただろう。また想像をする。
ひょうたん池と三ツ岳方面


池が近いからか虫が多い。ってか蚊が多い。たまらず近くのお兄さんへ物々交換を持ち掛けた。虫よけスプレーを貸出し、蚊取り線香を分けてもらった。ありがたや。今晩は焼肉!プレートと肉を背負ってきたかいがあった。予定外に夕方から雨。小降りになったところで食事にした。


雲の切れ間から星が見えた。いつもよりは少し見えた気がする。天の川も見えた感じがした。もう少し星が見てみたい。こういう場所へ来るといつもそう思っては少し切なくなる。写真の方が見えるので、がんばって撮影してもらった。いつもありがと。

***
【2日目】晴れ
2:30起床~6:00烏帽子小屋出発~三ツ岳~9:30野口五郎岳~13:20水晶岳~15:30鷲羽岳~16:30三俣山荘

体調は大丈夫そう。天気も良し。今日は予定通り三俣山荘まで進むことにした。10時間超えの行動時間、一日持つか不安もあるが、楽しみの方が勝っていた。


振り返ると烏帽子が見送ってくれていた。


東方向、表銀座方面。2年前の縦走を思い出しながら歩いた。あの時は裏銀座を眺め、行ってみたいと思いをはせた。そして表銀座を眺めようと思った。燕岳で会った高齢男性から、裏銀座の素晴らしさを聞いていた。今度はあたしがどこかで誰かに素晴らしさを伝えたいと思う。


6:42 白い月。頭の中はレミオロメンが流れる。


槍ヶ岳がはっきり見えてきた!テンションが上がらないわけがない。それにしても遠い道のり。本当に明日あそこに立っているのか?歩けども野口五郎にさえ会えない気がしてくる。この登りを終えたらきっとそこには、と何度間違えたか。アップダウンの繰り返しが気持ちに堪えた。五郎の前座の四郎、三郎、次郎、太郎・・・が控えていた感じ。


なんだかんだ言っても9時半には野口五郎岳山頂。槍がよく見えるナイスビューポイント。2日目一番辛かったのは、野口五郎岳までの気がする、たぶん。


こっちもナイス。道標フォントを見るのは密かな楽しみの一つ。

五郎池


きっとお花畑がきれいであったであろう場所。絶好の写真スポット、、、のはず。たぶん。ここでもご想像ください。


北鎌尾根がよく見えた。残雪期に行きたいルートの一つ。こうして眺めてみて、行きたい気持ちはさらに強くなる。そうして深みにはまっていくのかな。いろいろな方向から山域を眺めると、全体像がつかめてくる感じがする。少しずつ知識と理解が深まるのは実に楽しい。


歩いてきた稜線を振り返る。よくもまぁこんなに歩いたもんで。


水晶小屋へ荷物をデポ、水晶岳ピストンへ。別名黒岳。(もしかして巻くのかな・・・とか思ったけれど、巻かずに一緒に登頂できてよかった!巻くとか言ったら1人RUNしてしまうところだったぜぃ。)水晶岳は水晶がとれたらしい。原石とおぼしき綺麗な石がごろごろ転がっていた。見た目ほどのアップダウンはなく、左側を巻いていく感じに登山道が通っている。後半は少しだけ岩登り。


13時半、水晶岳登頂。槍が見え隠れ。午後になり雲が多くなってきた。これ以上ガスが上がる前に鷲羽岳から槍を望みたいが間に合うか。


鷲羽岳までの概ね本日の縦走路。水晶岳もよく見える。人間の足ってすごい、こんなに歩けるのか。ピークでも何でもない場所で達成感を感じていた。狭い日本の広いアルプス。


15時半、鷲羽岳登頂。(ポーズが痛い)雲は増えたものの風もあったため、槍は見え隠れ。だんだん槍に近づいてきた。まだあるけれど。


本日のメインディッシュ、鷲羽池。絶景。言葉にならない。陳腐だけれど、自然てすごい。降りられるみたいだけれど、さすがに急すぎ。高みの見物でも大満足。


逆さ槍は無理だけれど、逆さ硫黄尾根がくっきり。


景色を堪能したらあとは三俣山荘までの急な下り。悲しいくらい下って下って・・・ちなみに1枚上の写真あたりからワタナベさんと離れてた。正確にはあたしが登山道からちょっと外れた・・・踏み後のようなところに入ってしまい、かなりのガレ場。一般道でこんなはずない、と思い登り返して戻れたが、やばかったな。こうして人は滑落するのか、と実感。しかも、小屋について分かったが、あたしが迷ったの、黒部の山賊の「オーイ」の場所。。。シャレにならん。。。

***
【3日目】曇り~雨
 2:30起床~5:50三俣山荘出発~6:45三俣蓮華岳~8:10双六岳~9:00双六小屋~11:30鏡平小屋~小池新道~15:20わさび平小屋~新穂高下山~(平湯温泉へ)

鷲羽岳から三俣山荘の下りを振り返る。あんなに下って。また登らないと。今日までなんとか天気が持つかも、との淡い期待は期待に終わり、槍も見えないままスタート。


まずは三俣蓮華岳を目指す。標高2600mあたりは草紅葉の様相だがまだ早い。


6時45分、三俣蓮華岳。なんの展望もない。風が冷たい。


お花畑がきれいであったであろう場所。今日は頭をフル回転、想像力を働かせまくる。


8時10分、双六岳。相変わらす展望なし。ずっとガスの中。カッパ&手袋も出す始末。寒い寒い。


だだっ広い稜線。ケルンが多数あるわけで。このケルンの先に槍が見える・・・らしい。地図には、「槍ヶ岳、穂高岳の景観が見事」と素敵なことが書かれている。あなたには見えますか・・・見えないあなたは想像力を働かせましょう(苦笑)


赤い屋根がかわいい双六小屋。ラーメンを食べながら作戦会議。とぎれとぎれに電波が入り、ヤマテン情報ゲット。明日は大荒れ、警報も出ている。3000m付近の風速は26m。。。やめよう、帰ろう、温泉行こうよ。それが一番だよ、きっと。


鏡平までこんなに長いかね。下山のはずがなんだか登りもあったり。疲れた体に堪える。


来てみたかった鏡池。・・・・・この景色じゃない。。。槍・穂高連峰の絶好の展望地、のはず。また来ないとな。うん、また来よう!双六から先の裏銀座も残ってるし!


この先、ぐんぐん高度を下げていく。下界が夏なのを思い出す。雪渓は随所に残っていた。小池新道、結構急でじみにしんどい。しかもな~が~い~~


新穂高までまだある・・・


わさび平小屋までの林道は、きれいなブナ林。紅葉はさぞかしきれいな事だろう。わさび平小屋で平湯の情報を仕入れ、新穂高まであと少し。と言い聞かせて、温泉を楽しみに歩く。


途中、荷揚げのヘリポート発見。今日も大活躍。お世話になっております。


登れたら楽しそう!抜戸岳?かはわからない。




新穂高からバスで平湯のバスターミナルへ。近くのひらゆの森で汗を流す。施設、接客、温泉全てに💮をつけたいくらい。露天風呂は男女合わせて16個!宿泊も可能。また来たいと思える温泉だった。

***
【4日目】雨
上高地~高速バス~新宿


梓川はかなりの増水。上はかなり降った様子。結果、1日早い下山で良かったのかもしれない。これでまた行きたい場所が増えたわけだし。次は七倉からか、新穂高~双六からか・・・いずれにしても、双六までの長い登りを忘れた頃にまた。


想像力が豊かになりそうな4日間でした。いつか裏銀座縦走/後編を報告したいと思います。

おわり。