2019/8/9 奥多摩 川苔谷本谷(川乗橋~聖滝~夫婦滝)

日付 2019/8/9(金) 天候 晴れ 参加 山口(投稿)、会員外2名
奥多摩駅 - 川乗橋入渓 - 聖滝 - 夫婦滝 - 右岸より林道へ脱渓 - 川乗橋 - 奥多摩駅


奥多摩にありながら楽しいゴルジュの突破と滝の登攀が半日程度で楽しめる川苔谷へ行ってきた。
オススメ度星3つ☆☆☆

川乗橋の真下を流れる川苔谷本谷
橋の横の踏み跡を辿り入渓する

奥多摩駅からバスで10分ほど揺られると川苔谷入渓点の川乗橋へ到着する。
電車移動のためザック一つに温泉セットやギア類を突っ込んできたのでいつも以上に忘れ物が不安だ。
不安を消すため、「沢靴忘れたかも。」とジョークを飛ばす。

残念、忘れたのはハーネスだった。

簡易ハーネスの作り方とリスク(身体がすっぽ抜けて死ぬ、鬱血して死ぬ)を説明してもらい、動揺を隠せぬまま入渓。


入渓しょっぱなの小滝を楽しく越えた後は1時間ちょっとゆるい歩きが続く。


天気が非常によく青空に緑がよく映える。沢の水も輝いていてとても気持ちがいい。


ウツボのような不気味な大岩を越えると沢は左に屈曲し、聖滝ゴルジュの始まりだ。

聖滝F1

爽やかな河原から一変、吸い込まれるようなゴルジュの雰囲気になるのが堪らなく良い。
F1は水流の中に絶妙なカチがあるのでフリーで抜ける。

聖滝F2

 さぁ、問題のF2である。
ラバーソールのゴルジャーは左壁から意図も容易くフリーで突破。微妙なカチが2つほどあるとのこと。


残るフェルト組も奮闘するが、微妙なカチに指をかけるも水量が凄く立ち込めない。
突破したゴルジャーに戻ってきてもらいムーヴを見せてもらったり、F2に立って水量を減らしてもらう流量調整作戦も虚しく、ゲップ祭になったところでお助け紐。
聖滝はラバー優勢か。

F3



続くF3はバックアンドフットでフリーで抜け


た二人に、お助け紐を要請。
ここをバックアンドフットする勇気なんてアタイにはなかった。ケツから落ちて蒙古斑的な見た目になりたくねぇ。でもフェルトでもなんら問題なかったらしい。そうですか…。

F4
左のチムニー滝は少し悪い

 3方向からの滝の流入が不思議な景観を生んでいるF4は簡単な右滝、意外と悪い左滝からと各自自由に。

ドボンポイントがあるのが高評価

今回水量は多かったがそれでも聖滝はフリー突破可能なようなので自分の目下の課題はここをフリー突破することだろうか。
各滝の抜け口にはキャニオニング用のペツルが打たれているので懸垂で戻ってもいいし、林道に上がっても良さそうなので一人でフラッと来ようかな。

夫婦滝
どっちが夫でどっちが妻でしょう?

聖滝という前菜を楽しんだ後はメインディッシュの夫婦滝がすぐに現れる。
どことなく爽やかな印象の聖滝とは裏腹に夫婦滝は薄暗く苔むしていて邪悪、まるでマンネリ夫婦の修羅場のような渓相だ。
そんな修羅場は私は巻きたくて仕方ないが、突っ込まずにはいられないのが沢ヤらしい。



取り付くと姿が一切見えなくなるほどの激シャワーだが、カム・ナッツを駆使して安定したクライミングで抜けていく。


スケールがわかりやすい。


 続くフォローも水をこれでもかと浴びて、息継ぎの度にシャワーから出てくる顔が苦しそうだが難なく突破。

最後に私だが流石に簡易ハーネスはノーサンキューってことで、”痩せたらハーネスがブカブカになったので小さいサイズを近々購入予定”というkmn氏からブカブカハーネスを投げてもらい借りる。

うん、、きつい、、。
足に通したレッグループが、膝上でもうやめてって言ってる。簡易ハーネスじゃないのに鬱血して死ぬ気がする。

スリングやハーケンの残置もあったが、カムやナッツがよく利いていた

 聖滝で遊びすぎて時間オーバーしていたのでユマールで時短じゃー、とスタートしたら一切時短になっていない結末でビックリした。
男から借りたハーネスが入らない以上のビックリがこの身を襲うとは思わなかった。私のありったけの煩悩をかき消すにはこれだけの滝行が必要なのかと。
あ、でも今日一ビックリしたのは途中で捕まえたヘビの強烈な臭いです。


最後の滝は一段目を滝裏から抜け、上段は難しそうなので右の巻き道へ。奥多摩にしてはちょっと悪い巻きとかなんとか。

その後は右岸のゆるい斜面を登れば無事林道。
バスで奥多摩駅へ戻り、もえぎの湯でヘビの強烈な臭いを洗い流した後はお待ちかねのデザートタイムだ。


駅前にあるクラフトビールが楽しめるバテレでフィニッシュ。


 雰囲気も良く、飯もビールも旨い。
奥多摩らしからぬ渓相を楽しめる川苔谷へ来る際は、電車に揺られゆったり来るか、車を運転してくれる下戸クライマーを上手いこと誘い出し是非とも立ち寄って頂きたい店である。
夫婦滝で取り払った煩悩も速攻で復活し、仲間を引かせて帰還したのであった。

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